[研究成果]ブラックホールから可視光の激しい時間変動を発見



  京都大学・JAXA・理化学研究所・広島大学などを含む国際研究グループは、ブラックホール近傍から出る規則的なパターンを持つ光の変動を可視光で初めて捉えることに成功しました。従来、そのような変動現象はブラックホールに大量の物質が落ち込む際にのみ現れると考えられていましたが、今回観測したブラックホールはむしろ低い降着率の状態でした。今回の発見によって、ブラックホールへの降着率ではなく降着円盤のサイズの重要性が指摘され、ブラックホール降着円盤への新たな理解につながることが期待されます。

 この成果は2016年1月7日発行のイギリスの科学誌「Nature」で発表されました。

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