かなた望遠鏡主鏡再蒸着作業が行われます



毎年梅雨の時期に行うかなた望遠鏡主鏡の再蒸着作業が、今年も6月7日から9日に掛けて行われます。

7日に主鏡を取り外して国立天文台岡山天体物理観測所へ運搬します。

8日に主鏡の古いアルミ膜を剥がし、きれいにした後、蒸着釜に入れて真空アルミ蒸着を行います。

9日に蒸着釜から取り出して東広島天文台へ運搬し、かなた望遠鏡へ再装着する予定です。

その後、望遠鏡のポインティング解析等を経て、10日には一部装置での観測を再開する予定です。

6月3日 広島大学宇宙科学センター

かなた望遠鏡主鏡材(直径1.6m、厚さ約20cm)のアルミ膜を剥がした後の面を重曹で磨いている様子


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