元南方特別留学生ハッサン・ラハヤ氏(本学名誉博士)が2014年11月30日にインドネシア・ジャカルタ市にてご逝去されました。享年91歳でした。
ハッサン氏は、1944年に当時の国費留学生制度であった南方特別留学生として来日し、1945年4月に広島大学の前身の広島文理科大学に進学しました。しかしながら、同年8月6日に広島市内で被爆され九死に一生を得ましたが、広島での勉学を断念せざるを得ませんでした。
2013年3月には、ハッサン氏の日本とインドネシアとの友好関係の強化、平和活動への推進等に対する功績に対して広島大学から名誉博士号を授与しました。
ハッサン氏のご逝去を悼み、謹んで哀悼の意を表しますとともに心からご冥福をお祈り申し上げます。
(参考記事)
ハッサン・ラハヤ氏への名誉博士号授与(2013年3月)
被ばくした元南方特別留学生への名誉博士号授与について(2012年12月)
【問い合わせ先】
広島大学教育・国際室(国際センター)
国際交流グループ
TEL: 082-424-6042
E-mail: kokusai-kyoten"at"office.hiroshima-u.ac.jp
("at"を@(半角)に変換して送信して下さい。)