開発政策コース

開発政策コースとは

開発政策コースの基本的なミッションは、経済学に基づく調査・研究を通じて国際的に活躍できる学生を育成することです。修士課程と博士課程の両方でこうした学生を受け入れています。

学生は、主に開発経済学に関連するテーマで研究しています。修士課程の全ての学生は、1年生の間に開発マクロ経済学、開発ミクロ経済学と計量経済学といった「コアクラス」を履修します。 これらの講義では、論文執筆のための基本的な知識やスキルを習得することが可能です。 コアクラスで学ぶと同時に、それぞれの関心に応じて多くの応用経済学の科目も取ることができます。

学生は論文を完成させるまでの間、必要に応じてIDECの全ての教員から有益なアドバイスを得ることができます。質の高い論文を執筆するためのインセンティヴを与えるために、優秀な修士学生には「修士論文最優秀論文賞」や「最優秀プレゼン賞」を授与しています。

ごあいさつ

コース教員は教育に携わる一方で、学術誌論文やディスカッションペーパーの形で研究成果を発表しています。こうした取り組みの結果、開発政策コースは経済学者のインターネットデータベースサイトIDEAS (外部リンク)において、日本国内で上位25%の機関になりました。

私たち教員は、学生のよい指導者になるだけでなく、共同研究者になる必要があると考えています。全ての博士課程の学生が学位論文を完成させるまでに査読ジャーナル論文を出版しているだけでなく、修士課程の学生の中にも修士論文のための研究を国際学会で発表するケースが増えています。

学生達は、広島での学生生活を楽しみながら学業に励んでいます。日本と世界の各地から、多くの積極的な学生が入学することを願っています。

近い将来、IDECであなたに会えることを楽しみにしています。

コース主任 市橋 勝


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