大学院

大学院進学

情報科学部で学んだ4年間で得た専門知識や研究課題をより深く探究するための場として、大学院への進学という選択肢があります。本学部に関連する学部・学科や教育プログラムでは、例年6割以上の学部卒業生が大学院へ進学しています。ここでは、実際に大学院で学ぶ学生のメッセージを紹介します。

情報科学部担当教員の研究室で学ぶ大学院生の声

小川 大輔

工学研究科博士課程前期 情報工学専攻
小川 大輔
平成29年4月入学

動画中の人物行動解析に関する研究に取り組む

最近では、メディア等で「AI」という言葉を耳にしない日はありません。またAI技術の発展とともに「ビッグデータ」、「IoT」といった言葉も世間に浸透し、さまざまな分野でその実用化が注目を集めています。私はこうしたAIに関する知識を深めたいと思い、大学院進学を決意しました。現在は動画中の人物の行動解析に関する研究に取り組んでいます。防犯カメラの溢れる現代では、動画データの有効活用が期待されています。この他にも情報科学部では、画像認識やデータ解析といった現代社会に求められている技術を幅広く身につけることができます。私たちと共に最先端の情報技術を身につけましょう。

原嶋 やよい

工学研究科博士課程後期 情報工学専攻
原嶋 やよい
平成30年4月入学

情報科学分野の将来性を社会で実感し、大学院へ再入学

博士課程後期の学生として、大量データから自動的に意味やルールを発見するパターン認識・機械学習の分野で、特に画像認識について、最適な学習モデルを生成・解明する研究を行っています。現在の研究室で博士課程前期を修了し他業種に就職しましたが、個人的に研究を継続したい気持ちと、社会人としてこの分野への将来性を感じ、再度勉強をした後、研究分野に転身しようと考えました。情報処理技術はそれ自体の有用性に加え、他分野への応用力の高さに価値があります。情報科学部で体系的に基礎を習得し、それをさまざまな分野で活かす術を学ぶことは、皆さんの将来の可能性を大きく広げると思います。

修学・研究支援

大学院生を対象とする奨学金や、経済的支援、また大学院生に対しては支給額が増加される奨学金など、大学院での修学・研究を支援する仕組みがあります。以下はその一例です。

広島大学エクセレント・スチューデント・スカラシップ(成績優秀学生奨学制度)
ティーチング・アシスタントおよびリサーチアシスタント


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