生物工学プログラムの目的
「生物工学プログラム」では,醸造微生物を中心とした微生物機能の産業応用教育・研究を目的として1929年に発足した広島高等工業学校醸造学科をルーツとします。以後,広島大学工学部第三類発酵工学講座,さらに「理工融合」,具体的には「バイオと物質の融合」による新たな知の創造を目指して,大学院先端物質科学研究科分子生命機能科学専攻として改組され,微生物から高等生物までも含む様々な分子・代謝機能の解明と産業応用を可能とする高度職業人の育成を目指してきました。しかし,環境保全・環境修復,グリーンエネルギー,建康・長寿など様々な社会的要請を実現するバイオテクノロジー分野のイノベーションを加速化するためには,さらに広範な生物研究領域と協調できる人材育成が必要となります。そこで生物工学プログラムは,上記教育・研究理念を昇華し,さらに広範な生物研究領域におけるサイエンスとテクノロジーを,異分野との協働を含めた工学的視点から総合的かつ俯瞰的にとらえることができ,グローバル規模での様々な社会的要請に対して柔軟に対応できる人材の育成を目指します。

生物工学プログラムの研究グループ
- 細胞機能工学(加藤純・藤江・田島・緋田)
- 分子生命化学(河本・中の)
- 代謝変換制御学(中島田・青井・加藤節)
- 細胞工学(黒田・舟橋・廣田・池田・石田)
- 細胞機能化学(秋・荒川・渡邉)
- 海洋生物工学(岡村)
- 細胞物質化学(上野・湯川)
- 健康長寿学(水沼・久米・小川)
- 染色体機能学(北村・古水)
- 細胞代謝遺伝学(岩下・磯谷)
- 細胞代謝生化学(赤尾)
- バイオマス変換化学(森田・藤井)

生物工学プログラム教員によるコラムを月1回掲載しています。

本プログラムの教員は 工学部第三類(応用化学・生物工学・化学工学系) 生物工学プログラム の教育も担当しております。







広島大学工学部第三類発酵工学課程、生物工学プログラムおよび大学院先端物質科学研究科分子生命機能科学専攻、大学院先端物質科学研究科生物工学プログラムの同窓会