3/20(火)平野敏彦教授の最終講義が行われました

 平成30年3月20日(火)14時~15時30分に東千田未来創生センターM401講義室において,本年3月末で定年退職を迎えられる法務研究科 公法・基礎法学講座 平野敏彦教授の最終講義「法思考の鍵を求めて-私の法哲学40年-」が行われました。

 秋野法務研究科長による紹介,挨拶の後,平野教授の講義が始まりました。

 ご専門である「法哲学」に関心を持ったきっかけ,研究職を志した動機,研究者になる際に恵まれた僥倖,ご研究で明らかにされた先哲の法思考とレトリックとから,「法思考のシークレット・キー」により,認識・理解の扉を開ける方法を学生に伝えられてきた研究・教育との相互連関と積み重ねられた教育上の工夫,長年ご担当された「法学入門」に込めた思いなど,約40年間の教育者・研究者としての道のりを振り返りながらの90分間となりました。

 会場には,先生の教え子の皆さん,広島大学の在学生,教職員など40名を超える方々が集まり,先生の講義に熱心に耳を傾けていました。

 終了後には,法務研究科 田邊教授の挨拶に引き続き,研究科を代表して日山教授から花束贈呈が行われました。また,先生を慕ってこの講義に出席された方からも花束が贈られました。

 最後に,平野先生への本学における長年のご功績への感謝と、今後のご健勝及びますますのご発展を祈念して,先生に来場者から盛大な拍手が送られました。

 

平野敏彦教授
最終講義「法思考の鍵を求めて-私の法哲学40年-」
 

田邊教授からのご挨拶

日山教授からの花束贈呈

会場の様子

40年間ありがとうございました


up