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東千田キャンパスで広島大学原爆死没者追悼式が挙行されました。

 広島大学法科大学院のある東千田キャンパスは,広島大学の前身である旧広島文理科大学の所在地に位置します。爆心地から直線距離で約1.8kmのところにあり,1945年8月6日,世界初の原爆投下により校舎は瓦解し,教職員・学生の多くが被災しました。
 キャンパス内には,「広島大学原爆死没者追悼之碑」と「広島文理科大学 広島高等師範学校 原爆死歿者遺骨埋葬の地」の碑が建立されています。
 毎年,8月6日には碑の前で「広島大学原爆死没者追悼式」が催されており,被爆74年を迎えた今年は,小雨の降る中,多くの参列者を迎え,執り行われました。
 原爆死没者追悼之碑には,今年新たに18名の死没者が加わり,1,999人の名簿が奉納され,広島大学の職員が平和への祈りを込めて折った折鶴2,000羽を捧げました。
 追悼式に引き続き,東千田未来創生センターBIBRA Sendaにて,被爆樹木等を材料として製作したバイオリンのお披露目と教育学研究科の音楽文化教育学講座学生による平和祈念ミニコンサート ~祈り,そして希望~が行われました。

平和への祈りを込めて折った2,000羽の折鶴

原爆死没者追悼式の様子

教育学研究科の学生による平和祈念ミニコンサートの様子


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