ビジネス・ロイヤーを目指そう
企業のM&Aや企業再生など、企業法の分野はダイナミックに動いています。ビジネス・ロイヤーは、企業に係る訴訟に対応できる専門的能力を求められるだけでなく、企業の様々の活動の場面において助言を行い、紛争を事前に予防する役割を果たすことも求められます。企業活動に関連する法律的な知識は言うに及ばず、経営やファイナンスの感覚も必要です。広島から第一級のビジネス・ロイヤーが育っていくことを期待しています。
研究テーマ
企業の会計および監査制度を中心に現代企業のガバナンス及びファイナンスについ研究している。平成17年弁護士登録。平成25年度司法試験考査委員、平成26年同予備試験考査委員。
所属・職名
広島大学大学院人間社会科学研究科特任教授
広島大学名誉教授(元大学院人間社会科学研究科実務法学専攻・教授)
担当科目
重点演習(民事法4),企業金融法,基礎演習1,会社法1,基礎演習2,基礎演習3,
会社法2,会社法3,人間社会科学特別講義,人間社会科学特別講義
最終学歴・学位
京都大学大学院法学研究科博士課程民刑事法専攻課程後期単位取得退学・
修士(法学)(京都大学)
主な職歴
1985.4月 広島大学法学部助教授
1996.4月 広島大学法学部教授
2004.4月 広島大学大学院法務研究科 教授
2020.4月 広島大学大学院人間社会科学研究科実務法学専攻 教授
広島大学大学院人間社会科学研究科副研究科長
2022.4月 広島大学名誉教授
広島大学大学院人間社会科学研究科 特任教授
主な研究業績等
(著書)
1.片木晴彦『商法総則・商行為法[第2版]』新世社(177頁)2001
2.片木晴彦『新しい企業会計法の考え方』中央経済社(197頁)2003
3.片木晴彦,吉川和志,黒沼悦郎,前田雅史『会社法1』『会社法2』第5版有斐閣(512頁)2005
4.片木晴彦「会社計算規則121条~147条」ほか,153頁-268頁,365頁-384頁,江頭憲治郎・弥永真生編集『会社法コンメンタール第10巻』商事法務(585頁)2011
5.高橋公忠,砂田太士,片木晴彦,久保寬展,藤林大地『プリメール会社法[新版]』法律文化社(311頁)2016
6.片木晴彦「総説(計算)」3頁~52頁 酒巻俊雄,龍田節編集代表『逐条解説会社法』中央経済社(707頁)2020
その他 25編
(学術論文)
1.片木晴彦「公正な会計慣行と取締役の責任:日本長期信用銀行事件の考察」広島大学法科大学院論集3巻177-196頁2007
2.片木晴彦「公正妥当と認められる会計慣行および会計基準」商事法務1974号13~21頁 2012
3.片木晴彦「仮装の払込みと株式の効力」『現代商事法の諸問題ー岸田雅雄先生古稀記念論文集』205-226頁 2016
4.片木晴彦「法人法制についての一考察」広島法科大学院論集16号17-42頁2020
5.片木晴彦「コーポレートガバナンスの最新の動向と監査役等の役割」月刊監査役723号38頁~54頁2021
6.片木晴彦「計算公開・資金調達の改正課題について」pp.324-343『企業法の改正課題』法律文化社2021
その他114編