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平成23年10月16日(日)、生物生産学部において、(独)日本学術振興会(JSPS)のサポートによる中学生・高校生のためのプログラム 『平成23年度ひらめき☆ときめきサイエンス−ようこそ大学の研究室へ−KAKENHI 』 の「動物の遺伝子からわかること、実感できること!~雌雄判別と生物多様性を実感する~(HT23174)」を開催しました。
以下、担当の西堀正英准教授の報告です。 ----------------------------------------------------------------------------------- |
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| 10月16日(日)、『平成23年度ひらめき☆ときめきサイエンス-ようこそ大学の研究室へ-KAKENHI 「動物の遺伝子からわかること、実感できること!~雌雄判別と生物多様性を実感する~」』 (JSPS日本学術振興会主催)を広島大学生物生産学部で開催いたしました。参加者は広島県、岡山県、遠くは徳島県から高校生44名に加えて、保護者、高等学校の先生方で総勢約48名でした。午前9時の受付開始前から学部2階のロビー(広島大学博物館サテライト館)では快晴の天気のもと、元気な参加者が集まってくれていました。 10時より、生物生産学部C206大講義室にて江坂宗春学部長の挨拶、プログラムの説明、本日お世話になる11名のTA学生(学部生は公募で選ばれた2年生9名)と大学院生(生命科学の熟知した大学院修士2年生と博士1年生の2名)でなんと「一昨日の20歳になりました」で驚いたのもつかの間、「今日、二十歳(はたち)になりました!」というTAの自己紹介で緊張していた場も和み、続いて、本日特別講演をしていただく広島市安佐動物公園飼育課長・獣医師の南心司先生のご挨拶に続いて、実施責任者の西堀から「科研費とは?」というお話から『ひらめき☆ときめきサイエンス』が始まりました。 プログラムの最初は、西堀が「サイエンスを始める前に、何をすべきなのか。豊かな発想から科学する目を養い、目指せサイエンティスト、プロフッショナル」と題してお話をしました。 |
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![]() (学部長のあいさつ) |
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| 講演では、まずサイエンスをはじめるためには、「科学する気持ち、姿勢およびその目(観察力)」が必要であり、『好きこそものの上手なれ!』がサイエンティストの第一歩とすでに熱弁が始まりました。参加者全員、ニワトリの絵を描いて、いかに普段生物をじっくりよく見ていないか実感し、ニワトリの絵を描くと約5%の人が「4本足のニワトリ」を書くという実例を見ながら実感できる講義でした(今回の参加者の中には「4本足のニワトリ」が1羽(47人中1名)のみ見られました。今年はニワトリをテーマにすることを広報していたため参加者皆さんが勉強して来てくれたかと思っています)。 |
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![]() (西堀准教授の講演) |
![]() (ニワトリ16日胚の観察) |
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講義のあとは、B309学生実験室に移動し、ニワトリ孵卵16日胚の観察開始です。 |
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生物生産学部とお弁当屋さん「みのり」とのコラボ弁当「ひらめき☆ときめきサイエンス高校生スペシャル」と銘打たれたお弁当をTAのみなさん、参加者のみなさんとともに、本日の講座のこと、生物生産学部のこと、大学生活のことなどを話のネタに和気藹々の時間が過ぎていき、あっという間に南先生の講演の始まりです。
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![]() (実験の様子) |
![]() (お弁当タイム) |
| 午後は、安佐動物公園の南先生による「動物園動物の多様性」の講義を聴きました。 講義の後は、PCR産物を電気泳動でタイピングです。ニワトリ胚がオスだと性染色体はZZですのでPCR産物は1本、メスはZWですので2本のバンドが現れてきます。さあ、性染色体上のCHD遺伝子をタイピングします。マイクロピペットもうまく扱えるようになり、ゲルへのローディングも手馴れ、25分間電気泳動。25分後には電気泳動写真を撮って、TAの学生とニワトリ胚の解剖結果と電気泳動の結果との検討が始まりました。生殖腺からの表現型とPCRによる遺伝子型の結果も一致し、感動の結果が得られました。 |
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![]() (実験の様子) |
![]() (楽しみのクッキータイム: お菓子のパワーで話が弾むんですよね) |
| PCR産物の電気泳動終了後、会場を第一会議室に移し、もうひとつの楽しみである「クッキータイム」です。 選りすぐりのお菓子で、さらに話に花が咲き、そのままグループ討論に突入。結果をPower Pointで見ながら、各班ごとに結果の解説、議論さらには実験の感想や来年への要望などの意見も飛び出しました。うまく結果がえられたグループ、きれいに判定できなかった人もありました。サイエンスには成功も失敗もあり、それについて如何に議論し、その次に繋げることを見出すことがサイエンスのおもしろさであることも実感できました。 |
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時間もあっという間にすぎ、最後に、江坂学部長から
参加者全員に修了証書「未来博士号」が手渡され、 全員で記念写真をとって、楽しく実感できた「ひらめき ☆ときめきサイエンス」の1日が過ぎていきました。 丁寧に親切に指導してくれたTAの先輩方と別れるのも 寂しく、最後は記念写真大会に。 西に赤く傾いた太陽をみながら、将来のサイエンティスト を夢見て、みんな帰途に着きました。 主催者、参加者のみなさん、江坂先生、TAのみなさん、 たいへんありがとうございました。 来年も楽しくサイエンスしましょう!!来年もお楽しみに!! (報告者)
ひらめき☆ときめきサイエンス実施責任者
生物生産学部准教授 西堀 正英
nishibo@hiroshima-u.ac.jp |
![]() (全員で記念撮影) |

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