平成24年7月10日(火)、安佐北高等学校の生徒15名と教員1名が生物生産学部を訪問しました。
中野宏幸入試委員長による生物生産学部紹介に引き続き、長沼毅先生(海洋生態系評価論)を訪問し、 北極、南極、火山、深海での調査、震災地の森と海の復興・再生、地球外生命の可能性など、色々な お話を伺いました。TVにもしばしば出演される有名な先生の体験談は印象深かったのではないでしょうか。 次に、島田昌之先生(家畜生殖学)によるミニ講義「動物生殖学の紹介-人工授精から遺伝子欠損 マウスまで-」を受けたあと、実験室で遺伝子改変マウス、顕微鏡による生殖細胞を観察しました。 実験動物、顕微鏡で見た自身の毛髪・・・、見るものはじめてものばかりで感動と興奮の連続でした。 当初の予定はここまでのはずが、帰りに学部正面ロビーの水槽前でお魚博士、坂井陽一先生に ばったり遭遇、お魚の不思議な世界について少し話していただきました。 安佐北高校の生徒さんには、今日、見たこと、聞いたこと、感じたことを大切にして、 これからの高校生活、さらには将来の進路に活かしてほしいと思います。 |
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森の栄養(鉄)は海の命を作りだしている(長沼毅先生) |
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遺伝子欠損マウスで受精の謎を解き明かす(島田昌之先生)
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(文: 入学試験委員会委員長 中野宏幸 教授) |