平成23年3月10日
関係各位
広島大学理事・副学長(研究担当)
山根 八州男
教員(准教授)の公募について(依頼)
拝啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
さて、本学・宇宙科学センターでは、東広島天文台1.5m「かなた」望
遠鏡を用いて、ガンマ線天文衛星「フェルミ」やX線天文衛星「すざく
」との連携観測を行い、高エネルギー宇宙現象の解明のための研究プロ
ジェクトを推進してきました。また、次期X線天文衛星ASTRO-Hにおい
て、衛星に搭載予定のソフトガンマ線検出器(SGD)の開発を中心に積
極的に参画しています。
この度、宇宙科学センターX線ガンマ線部門が進めるフェルミ衛星の
研究体制およびASTRO-H衛星の開発体制を強化するために、下記要領に
より准教授を公募することにいたしました。
ついては、貴機関の関係者へ周知いただきますようお願い申し上げま
す
敬具
記
1. 職種及び人員: 准教授 1名
2. 所属: 広島大学 宇宙科学センター
3. 雇用予定年月日:平成23年8月1日以降のできるだけ早い時期
4. 雇用期間: 任期5年(ポスト継続の承認があれば再任可)
5. 専門領域:
宇宙X線ガンマ線による観測的研究、および、宇宙X線ガンマ線
観測装置の開発
6. 職務内容:
(1) 広島大学理学研究科物理科学専攻・深澤泰司教授のグループと共
同して、次期X線天文衛星ASTRO-H搭載機器の開発・較正および打ち
上げ後のデータ解析を推進する。
(2) 広島大学理学研究科物理科学専攻・深澤泰司教授のグループと共
同して、フェルミガンマ線宇宙望遠鏡による観測的研究を進める。
(3) 宇宙科学センターの活動に係る業務。
(4) 広島大学大学院理学研究科と協力し、学部・大学院において学生
に対し教育研究指導を行う。
7. 応募資格: 次の要件をすべて満たす者
(1) X線天文衛星に係る研究実績を有すること。
(2) (1)に関連した学位(博士)を有する者。
(3) X線もしくはガンマ線検出器の開発経験を有すること。
8.提出書類: 次の書類を提出すること
(1) 履歴書(市販のもの使用可。ただし,写真添付されたもの)1通
(2) 研究歴
(3) 業績リスト
(4) 主要研究論文のコピー(3編以内)
(5) 研究計画、教育に対する抱負。(それぞれA4一枚程度)
(6) 紹介可能者2名の氏名と連絡先
なお、応募書類により取得する個人情報は、採用者の選考及び採用
後の人事・給与・福利関係に必要な手続きで利用するものであり、こ
の目的以外で利用または提供する事はありません。
また、提出いただいた書類は、原則として返却いたしませんので、ご
承知おきください。
9. 提出先: 〒739-8526 東広島市鏡山1-3-1
広島大学宇宙科学センター
センター長 吉田道利 宛
(応募書類は簡易書留とし、封筒の表に「宇宙科学センター・教員
応募書類在中」と朱書きすること)
10. 応募締切日: 平成23年5月31日(火)17時(必着)
11. 選考方法:
(1) 書類選考、および面接
(ただし面接にかかる旅費等については応募者の負担とします。)
(2) 広島大学は、男女共同参画を推進しています。本学は「男女共同
参画社会基本法」の趣旨に則り、業績(研究業績、教育業績、社会
貢献等)及び人物の評価において同等と認められた場合は女性を採
用します。
12. 労働条件等:
広島大学職員就業規則及び広島大学職員任免規則によります。国、
特定独立行政法人、地方公共団体又は国家公務員退職手当法に定める
公庫等を退職後引き続いて本学に採用される場合は、退職手当の算定
の基礎となる在職期間は通算されません。法人化前の取扱いとは異な
りますので、ご注意ください。なお、他の国立大学法人又は独立行政
法人国立高等専門学校機構等を退職後引き続いて本学に採用される場
合は、現所属機関に同様の定めがある場合に限り、従来どおり通算さ
れます。
13. 問い合わせ先:
広島大学宇宙科学センター長 吉田 道利
電話 082-424-7371 FAX 082-424-0717
E-mail yoshidam_at_hirosima-u.ac.jp
または、
広島大学大学院理学研究科物理科学専攻 深澤 泰司
電話 082-424-7380 FAX 082-424-0717
E-mail fukazawa_at_hep01.hepl.hiroshima-u.ac.jp
(メールを送信する際は_at_を@に変更してください)
以上