
このたび、常石造船株式会社との共同研究20周年を記念し、同社からのご支援を受け、本学工学部内の曳航水槽造波機の更新および水槽試験計測室を改修しました。
改修工事完了記念式典では、金子 慎治 広島大学理事・副学長が「常石造船様との関係は、2004年の包括的な協定の締結に始まって以来、共同研究・グローバル人材の育成など、継続的なご協力を賜っている。この度の船舶試験水槽棟 実験施設の曳航(えいこう)水槽用 造波機の更新および水槽試験 計測室の改修工事にかかるご寄付のおかげで、今後も安全に運用できる環境が整った。教育研究環境のさらなる向上を目指す我々の何よりの励みとなる」と述べました。
続いて、金子 慎治 広島大学理事・副学長より、感謝状を贈呈しました。
感謝状贈呈に続き、常石造船株式会社 代表取締役社長執行役員 奥村 幸生 氏が挨拶を行い「これまでの広島大学との協力体制に対する感謝、そして、協定締結から20周年という節目に対する記念の意味を込めて、改修に協力させていただいた。船舶のおもしろさを次世代に引き継ぐこと、次世代の人材を育てていくことが、我々の使命だと思っている。これからも引き続き、広島大学との連携を深めていきたい」と述べました。
挨拶の後、参列者によるテープカットを行い閉式しました。
式典終了後には、改修された船舶試験水槽棟の施設見学が行われました。

金子 慎治 広島大学理事・副学長による挨拶

奥村 幸生 常石造船株式会社 代表取締役社長執行役員
による挨拶

感謝状贈呈

船舶試験水槽棟 施設見学のようす