2023年4月3日、令和5年度広島大学入学式を挙行し、3,919人の学生が入学しました。

4年ぶりに学部・専攻科新入生と大学院・専門職大学院の新入生を一堂に会して、東広島運動公園で開催し、新入生のみが参加しました。式典の様子はYouTubeでライブ配信されました。

越智学長は式辞の中で、「被爆地広島にある大学として果たすべき使命は何なのか、私たちは絶えず問い直し、行動することが必要で、たとえ形として結実しなくとも考え続けることを止めてはならない。新入生の皆さんには、これから選択必修の『平和科目』で戦争、紛争、核問題、飢餓、地球環境などを学んで、平和について考えてほしい」と要望し、「東千田キャンパスでは法学部と大学院法学・政治学プログラムが東広島から移転するなど広島大学はダイナミックに前進している。諸先輩が紡いできた素晴らしい歴史と恵まれた環境の下で、広大生としての誇りと自信そして責任感を持って学んでいただきたい」と述べました。　

学部入学式の後、サッカー日本代表の森保一監督、お笑い芸人の田中卓志さん(工学部卒)、ノンフィクション作家の堀川惠子さん(総合科学部卒)の3人から、新入生に向けてビデオメッセージが披露されました。
それぞれの式典に続いて、世界的オペラ歌手で広島大学客員教授の中丸三千繪さんによるミニコンサートも行われました。

今年度は、学部・専攻科2,540人、大学院1,379人の計3,919人が、新生活のスタートを切りました。

●越智光夫学長　式辞全文はこちら (日本語)(英語)

●式典録画配信　動画はこちら（Youtubeへ移動します）