CMC支援の概要
創薬において「CMC」とは、「Chemistry, Manufacturing and Controls(化学・製造・品質管理)」の略称で、新しい医薬品を研究室の段階から実際に患者さんへ届けるまでの「橋渡し役」を担う領域です。優れた候補物質が見つかっても、安定して製造でき、安全性と品質が保証されなければ医薬品として世に出すことはできません。CMCは、製造方法の確立、品質を守る仕組みづくり、規制当局への申請に必要なデータ整備など、創薬開発の要となる プロセスです。
広島大学PSI GMP教育研究センターでは、この重要なステップを支援し、研究成果が確実に臨床試験や実用化へとつながるよう伴走します。基礎研究と医薬品開発をつなぐ「見えにくいけれど欠かせない部分」を支えるのがCMCであり、PSI GMP教育研究センターでは研究者の皆様を支援いたします。
保有機器
- 生物製剤解析キャピラリー電気泳動装置 ((株)エービー・サイエックス)
- ゼータサイザーウルトラ(Malvern Panalytical)
- SeqStudioジェネティックアナライザ (ThermoFisher Scientific)
- 濃縮遠心機 (東京理化器械 (株))
(順次更新します)
CMC支援に関するお問い合わせ
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