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中国新聞セレクト(5/26)、読売新聞(5/21)で鹿児島県口永良部島で研究を再開する水産資源生物学研究室についての記事が掲載されました

平成28年5月26日(木)の中国新聞(セレクト)と、5月21日(土)読売新聞で、水圏資源生物学研究室が噴火から1年を迎える鹿児島県口永良部島での研究を再開するという記事が掲載されました。

<中国新聞(セレクト)>
​記事では、同研究室の博士課程後期1年・坂上嶺さんが、同研究室が長年続けてきた魚類の研究を再開するため16日に現地に入ったと紹介しています。新岳では、なお噴煙を上げているものの、全島避難を経ていつもの風景が戻りつつあるということです。同研究室の拠点があった地区は今も立ち入り制限が続くため、島民が新しく空き家を見つけてくれ、この夏には新拠点で研究を再開できる見通しだそうです。

<読売新聞>
​記事では、口永良部島で45年にわたり魚の観察を続けてきた同研究室が、全島避難に伴い中断していた現地での調査を、島民が探してくれた別の地区の空き家を新拠点に6月に再開すること、また、学生やOBらがこれまでの恩義に報いようと製作したTシャツなどを販売し、収益金115万円を復興に役立ててもらおうと寄付したことなど紹介しています。

噴火時に島に居合わせた同研究室の大学院生・坂上嶺さんは「やっと戻って来ることができてうれしい。この1年は大変だったけど、島の一員として調査しているので、島民の苦労に比べれば気にならない」と話しています。また同研究室の坂井陽一教授は「研究を通じて島の自然の価値や魅力を国内外に発信し続けることで、復興の役に立ち、島の人たちに恩返しをしたい」と望んでいます。


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