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EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー 2016 ジャパン(中国地区代表)に生物圏科学研究科島田昌之准教授が選出されました

EY Japanが主催する起業家表彰制度「EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー 2016 ジャパン」の2016年度の中国地区代表として、本学大学院生物圏科学研究科准教授で、広島大学発ベンチャーである株式会社広島クライオプリザベーションサービスの代表取締役 島田昌之氏が選出されました。

島田准教授は、本年11月に東京で開催される全国大会に臨みます。

島田准教授は、広島大学と大分県との共同研究の代表として、世界で初めて実用基準のブタ凍結精液を用いた人工授精法を確立しました。これを広範に普及させるために、2011年に広島大学発ベンチャー株式会社広島クライオプリザベーションサービスを設立し、代表取締役に就任しました。

また、広島大学と大分県の共同研究をさらに発展させ、広島大学で実施した精子の代謝機構などの基礎研究成果を大分県と共に人工授精技術へとトランスレーションすることに成功し、精子を15℃で10日以上保存可能とし、かつその長期保存後の人工授精で高い繁殖成績が得られる精子保存液を開発しました。本技術は、広島大学と大分県が共同出願を行い,2016年1月25日に特定査定通知を得ました。

現在、この特許技術は,我が国で実施される人工授精の30%程度(国産豚肉生産の20%強に相当)に利用されています。

挨拶する島田准教授

受賞者記念写真

【お問い合わせ先】
広島大学大学院生物圏科学研究科 准教授 島田 昌之(しまだ まさゆき)
E-mail:mashimad*hiroshima-u.ac.jp(注:*を半角@に変換してください)


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