(11/5)第9回食料・環境問題国際シンポジウムを開催します

第9回食料・環境問題国際シンポジウム
「東南アジア・アフリカ諸国を取り巻く課題と持続可能な食料生産」

日時: 2016年11月5日(土)13:00 - 16:40
場所: 広島大学大学院生物圏科学研究科C206講義室

近年、地球温暖化や異常気象などの気候変動、環境汚染など様々な環境要因により農作物、畜産物および水産物の生産性の低下が危惧されています。東南アジアおよびアフリカ諸国では、これらの環境要因に加えて急激な人口の増加により安全な食料の安定的な生産、さらには健康な生活を営む上で欠かせない栄養性ならびに機能性の高い食品の確保などの食料安全保障が重要な課題となっています。
このシンポジウムでは、東南アジアおよびアフリカ諸国で生じている食料生産の課題とその課題に向けた取り組み、安全・安心で機能性の高い食品の開発研究を通じて、これからの持続的な食料生産のありかたについて議論します。

<プログラム>

13:00 開会のご挨拶
13:20 「東南アジアの養殖漁業における化学薬品の使用私たちは懸念すべきか?」
 Dr. Erlinda Cruz Lacierda (フィリピンフィリピン大学ビサヤ校)
14:00 「気候変動に対応する家畜生産の研究戦略」
 Dr. Monchai Duangjinda(タイコンケン大学)
14:40 休憩
 <2015年度研究科長裁量経費による助成研究報告及び国際学会発表支援による学生の成果報告>
15:00 「エジプトナイル・デルタ地帯における土壌の塩類化の現状とその管理」
 Dr. Ahamad Mekawy(エジプトメニア大学)
15:40 「日本の発酵食品とプレバイオティックスにおけるパラダイムシフト:麹菌プロテアーゼのビフィズス菌増殖促進作用の発見」
 加藤範久教授(広島大学大学院生物圏科学研究科)
16:20 総合討論
16:35 閉会の辞

◆ このシンポジウムは、5研究科共同セミナーの単位(2回分)になります。

主催:広島大学大学院生物圏科学研究科
共催:広島大学日本型(発)畜産・酪農技術開発センター
 広島大学日本食の機能開発センター

[お問い合わせ]
大学院生物圏科学研究科 長岡俊徳
Tel: 082(424)7969
E-mail: tnagaok@hiroshima-u.ac.jp (@は半角に変換してください)

第9回食料・環境問題国際シンポジウム


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