『2009年度センターフォーラム
—畜産バイオマス利用技術の現状と展望に関する検討—』
1. 趣 旨
食品残さの有効利用は循環型農畜産の形成に有用な資源です。
家畜糞尿等の排泄物は、コンポストやバイオエネルギーに変換できる有用な資源ですが、
悪臭、汚濁などで環境問題にもなっています。
本フォーラムでは農畜産および関連産業の資源廃棄物を飼料や土壌改良材、
バイオエネルギーとして活用している現状や最新の技術開発実証事業を紹介し、
相互の研鑽と今後の方向性を検討します。
2. 主 催
広島大学瀬戸内圏フィールド科学教育研究センター
NPO法人 中国四国農林水産・食品先進技術研究会(畜産専門部会)
(独)農研機構 生物系特定産業技術研究支援センター
3. 日時・場所
平成21年12月16日(水) 13:30~15:00
広島県東広島市鏡山1丁目4−4
広島大学生物生産学部 C206講義室
4. 内 容
講演1:「食品残さ飼料化の実状と課題」
講師:食協株式会社 取締役 井尻 哲 氏
講演2:「畜産排泄物・食品生ごみ等のエネルギー化実証事業:技術・成果・課題」
講師:広島大学名誉教授 鈴木寛一 氏
※尚、本フォーラムは、大学院生の4研究科共同セミナーに位置づけられています。
また、今回のフォーラムは「フィールド科学演習」の一環で例年実施しているフォーラムとは
異なります。今年度の「フィールド科学演習」の中で実施する予定のフォーラムは来年の
1月に開催されます。