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地(知)の拠点地域志向インターンシップの取組成果と活動の様子が中国新聞に掲載されました



地(知)の拠点地域志向インターンシップの取組成果と大崎上島町でのインターンシップ活動の様子が

1020日(火)の中国新聞に掲載されました。

生物生産学部は、地(知)の拠点活動の中で1年生から体験授業を必須科目とするなど地域に貢献できる

地域志向型人材の育成に力を入れています。




今回のインターンシップでは、地域の秀でた取り組みや活動を学生が主体的に学び、少しでも中山間地域島しょ部に

貢献できる活動を学生が展開することを基本にし、一層の地域志向型人材の育成にもつなげようとするものです。



全体の実施期間は8月17日(月)から9月30日(水)で、生物生産学部の学生を中心に28名の学生が参加し、

3日から6日間地域に泊まり込んで活動を行いました。



中国新聞の記事では大崎上島町でのインターンシップが事例として取り上げられ、参加した学生2名は、

中山間地域への関心が一層高くなり「将来地域を支える仕事がしたいと考え始めた」と紹介されています。




中国新聞のインタビューに対して、地元の方は「島に関心を持つ学生が活気づけてくれた」と話していることが、

また学生は「島の人々の絆の強さはすごい。祭りの支援の後で、慰労会に呼ばれ島の人と交流したのが

印象に残った」との記事が掲載されています。




学生はインターンシップの概要を、「研修は5日間に渡った。初日と2日目は地域のまつりに参加した。地域の

方々に混じって神輿を担ぎ島内を練り歩き、夜は慰労会で地域の方々と多岐にわたる話をさせていただいた。

3日目は大崎上島町職員に島内を案内していただき、島の地理、地形や歴史などの全容を大まかに学んだ。

4日目と5日目は島で受入れがおこなわれている修学旅行の町の業務の手伝いをおこなった。最初に行った

のは高校生の入島式の手伝いである。横断幕を持ち修学旅行生を歓迎した。・・・・」と報告しています。





島の最高峰神峯山から安芸津方面を望む大崎上島町と研修を受けた学生2名)

(祭りに参加する準備と心構えなどを区長さんから教えていただいた)





(神輿を担いで島の地区のすべての家を訪ねて祭りを盛り上げる学生)





(島ぐるみで民泊受入れがおこなわれている修学旅行生の歓迎)

また、インターンシップを通じて学生が学び感じたこととして、「今回の研修中に最も感じたのは、離島の

地域社会の結びつきの強さである。祭の際にも、住民同士がほぼ全員知り合いであるようだった。

また、島内の案内をしていただいている時や各民泊家庭を巡回しているときも、行く先々で職員さんの

知り合いに遭遇した。その度に会話を交わしておられるのを見て、町の職員であるがそれ以前に島の

住民なのだと感じた。行政側と一般住民の距離が近いような印象であり、このことは行政をおこなっていく

上でとても有利だと感じた。すなわち、住民の要望と町職員の行動に乖離が起こりにくく、町の問題に

対して一致団結しやすいだろうと思う」ともレポートしています。

地(知)の拠点のインターンシップによって、一層学生の地域への理解と貢献の意識が醸成されるとともに

地域志向人材育成が進んでいることが実感でき、また地域や市民の方々にも本学の取組の理解が深まる

記事が掲載されたと思われます。


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