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山口県立大津緑洋高等学校2年生の生徒さんがYSS事業で生物生産学部を訪問しました



平成27年12月11日(金)、山口県立大津緑洋高等学校の2年生43名と教員2名がYSS(山口県サイエンスサポート事業)プログラム

における実験実習のため生物生産学部を訪問しました。

平成26年度より大津緑洋高等学校と実施しているYSS事業を、12月8日(火)には大津緑洋高校で西堀が出張授業(授業タイトル:

大学で学ぶためには)を行い、引き続いて11日(金)には山口県長門市から3時間かけて生物生産学部まで訪問いただきました。

日本生物学オリンピック2次試験会場のA棟3階学生実験室にて、長門市名産「黒かしわ」を含む食肉のDNA鑑定実験を実施しま

した。

ウシ、ブタ、ニワトリの標準DNAを基に、牛肉、豚肉、鶏肉、黒かしわ肉、さらに各種合挽ミンチなど大学で準備したサンプルの

DNAによる肉種鑑定を実施しました。7~8名が6つのグループに分かれ、午前10時から午後5時まで実験と結果に対する議論

および最後にグループ毎に模造紙を使って成果のプレゼンテーションを行いました。また、お昼には全員で生協食堂でご飯を食

べ、偶然にも大津緑洋高校出身の1年生と遭遇し、高校の先生や後輩と涙の再会の一場面が見られました。

最後に当日TAを務めた西堀研究室の学生6名から実習の解説を聞き、「予想しない結果もあり、実験は難しい」「その結果を考

察することが次に繋がる」などの意見が聞かれ、科学の考え方を実感し、さらに生徒さんは生物生産学に興味を持つ「きっかけ

」をつかんだようです。

                                                                 

         (科学の考え方)
(成果のプレゼンテーションを楽しむ生徒さんたち)
             (TAによる実験の解説)

                                                              (報告:西堀正英)


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