加藤範久先生の最終講義を行いました

2月3日(金)午後3時より、生物生産学部C206で、加藤先生の最終講義が行われました。

加藤先生は、「私の栄養学研究の軌跡:ビギナーズラック」という演題で、ユーモアを交えながら、食品研究の奥深さについての講義をして下さいました。

長い先生の研究生活の中で、先生は、食品栄養素や新規食品素材に関する研究をされました。講義では、名古屋大学での大学院生時代、またアメリカへの留学されていた頃のお話を紹介され、偉大な先生方に間近に接する中で、また熱心な研究仲間の中で感じられたことをお話いただきました。

 

加藤先生最終講義
加藤先生最終講義

加藤先生の講義の模様

新たな研究に着手する上で、初心者であったことが独創的な発想につながること、既成概念にとらわれないことなど、とても重要なお話をご紹介されました。その中で、 セリシンやレジスタントプロテインなどの食品分野での新たな概念につながった、今までの研究成果についても、そのいきさつから成功にいたるまでの内容をお話されました。

また、低容量のアルコールや発酵食品の健康に与える効果についての最新の研究成果もご紹介され、ますますのご研究のご発展が期待されます。

 

加藤先生最終講義

卒業生から加藤先生への花束の贈呈

最終講義は、大学関係者、加藤研の卒業生、共同研究された企業の方々などが多く集まり、和やかな雰囲気で行われました。

 


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