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中国新聞(2/20)で小池一彦教授に関する記事が掲載されました

福山市芦田川河口の沖合の海底に広がるヘドロについて、小池教授は、「河口沖のヘドロ化は顕著」とし、特に、水深約15メートルの沖合6キロ地点は、瀬戸内海では最悪の大阪湾奥に次ぐ悪化度であることが明らかとしています。近年、海底にいるガザミ(ワタリガニ)が取れないという地元漁師からの依頼がきっかけで小池教授は、この3年間ほぼ毎月河口沖2か所でヘドロを採取しています。

海が悪くなったのは、芦田川に作られた工業用水の確保と治水を目的とする河口堰(かこうぜき)で、水と砂の流れが断たれたからだと漁師は疑いのまなざしを向けており、河口堰の全面開放を求め続けており、小池教授は、「水の流れと新たな砂の連続的な供給がないとヘドロ化は進む。河口堰の影響は大きい」と指摘しています。

 


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