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ひらめき☆ときめきサイエンス「オスとメスを自分の目で観て、DNA鑑定で診る~ニワトリ胚を使って~」を開催しました

2018年10月28日(日)、ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~KAKENHI「オスとメスを自分の目で観て,DNA鑑定で診る~ニワトリ胚を使って~」を開催しました。

このイベントは、(独)日本学術振興会の研究成果の社会還元・普及事業の一つとして、広島大学大学院生物圏科学研究科・西堀 正英准教授が講師を務め、今年度で11回目の開催でした。

午前中、西堀准教授によるオリエンテーションの後、参加者4~5人とTAの大学生1名のグループに分かれて学生実験室に移動し、ニワトリ胚の解剖と採血、ニワトリ性特異的遺伝子をPCR(ポリメラーゼ連鎖反応)で増幅する実験を行いました。午後は実験で生成したPCR産物に電気泳動により検出し、DNAにより雌雄判別を行い、解剖による生殖器の観察結果と一致することを確認しました。実験後はその結果と考察をグループ単位で発表しました。参加者を極力異なる出身校に分けるグループ編成が功を奏し、参加者にとって有意義な意見交換やネットワークづくりが行われた模様でした。

最後に西堀准教授が参加者に「修了証書」(未来博士号)を授与し、「今日は皆さんとお会いできて良かったです。ひらとき参加者のみなさんと広島大学生物生産学部でまた会えることを期待しています!」と締めくくり、本プログラムを終了しました。

中学生、高校生、保護者など58人の参加者は、普段体験できない大学の研究内容に触れ、生命と遺伝子の仕組みに関し、大きな興味や関心を抱いていました。

イベントには、生物生産学部の研究者養成特別コース2年生と生物圏科学研究科の大学院生、あわせて13名も参加し、指導役として活躍しました。

ニワトリ胚の解剖と採血を行う参加者と指導するTA

DNA鑑定でニワトリの性を判別する

参加者の集合写真

生物圏科学研究科 教授インタビュー

西堀 正英准教授

【お問い合わせ先】

広島大学大学院生物圏科学研究科 西堀 正英准教授

TEL:082-424-7992
E-mail:nishibo*hiroshima-u.ac.jp (注:*は半角@に置き換えてください)


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