長岡俊徳准教授らとJA全農ひろしまが共同研究で取り組んでいる「水稲栽培における鶏ふん堆肥の有効活用」について、2024年5月17日の日本農業新聞に掲載されました。
JA全農ひろしまと広島大学は16日、水稲栽培での鶏ふん堆肥の有効活用に向け、三原市の「全農チャレンジファーム広島三原農場」で三カ年目の研究を始めました。本年度は鶏ふん堆肥の施用やと中干し期間の延長が、水田から発生するメタンガスの発生量に対する影響を調べます。最終年度となる今年度の結果を踏まえ、鶏ふん堆肥の適切な施用量による生産性確保と環境負荷を減らす農業の確立につなげることを目標にしています。
長岡准教授は「メタン発生軽減に配慮した鶏ふん堆肥活用技術の向上は、持続可能な農業の実現、気候変動への影響軽減に貢献するものと期待しています。」と展望を話しました。