教員の著書紹介(2020年度)

永遠に残したい曽根干潟 -世界的に貴重な野鳥と生きた化石カブトガニの楽園-

  • 大塚 攻(編集)
  • 近藤 裕介(編集)
  • 加藤 亜記(分担執筆)
  • 斉藤 英俊(分担執筆)
  • 若林 香織(分担執筆)
  • 出版社:NextPublishing Authors Press(2020年7月)

瀬戸内海西部、福岡県北九州市、苅田町に広がる曽根干潟。そこには世界的に貴重なズグロカモメやクロツラヘラサギ、生きた化石カブトガニといった絶滅危惧種が多く生息しています。本書は干潟が人間と生物にとってなぜ大切なのか、それを保全する意義、曽根干潟という稀有な自然の世界的価値について各専門家がわかりやすく説明しています。とくにカブトガニの曽根干潟における産卵行動、幼体の分布の長期変動、一生、食物、人間との関わり(医学的利用)、日本の個体群の遺伝的特徴、進化と地球史との関連、などは最新のデータに基づいて解説されています。

思想としての〈新型コロナウイルス禍〉

  • 長沼 毅

  「コロナウイルスで変わる世界」分担執筆

  • 河出書房新社(2020年5月)

コロナウイルは人類を未曽有の危機へおいやろうとしている。感染症と文明、人間と病気などをめぐって、この危機がなげかける問いに思想家、専門家たちが向きあう、いま最も必要な一冊。

河出書房新社 ウェブサイトより)


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