学部長挨拶

口腔から全身の健康を守るプロフェッショナルリーダーの育成を目指して

歯科医療界においても高度情報化の進化が止まりません。病態はゲノムレベルでの解析が進み、それに対応する治療法が開発されています。診断領域においてはAIが用いられ、これらに対応できる歯科医療人が求められています。
また、ポストコロナはコロナ禍の経験を生かす時代です。世界中で対面とオンラインの二刀流が実現し、医療分野も例外ではありません。様々なコミュニケーションツールによるグローバル化が進む中で、歯科医療においても世界基準の質が求められます。日本では超高齢化社会を迎え、口腔の健康と全身との関連が注目されています。
広島大学ではバイオデンタル教育を通じてこれらの多様ニーズに対応できる歯科医療人を育成します。留学生と共に学ぶ国際的な環境もその要素の一つです。また、歯学、口腔保健学、口腔工学、これら3つの学問を教授できる歯学部は全国でも少なく、合同授業においても多様性を生み出しています。
未来の歯科医療を担うプロフェッショナル、さらにはそのリーダーとして世界に羽ばたきましょう!

歯学部長 柿本 直也


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