歯科医院

広島市内 歯科医院

歯学部 口腔保健学科 口腔保健学専攻
2009年度 卒業
中田 百合子さん

私は、ライフステージが変わっても、歯科衛生士の資格をずっと活かしたいと考えていました。そのためにも、幅広い知識や確かな技術を身につけたいと思い、様々な分野の治療を行う開業歯科医院に就職しました。
私の歯科医院での仕事は、「歯科診療の補助をすること」、「口の中のクリーニングを行い歯周病や虫歯にならないための予防処置を行うこと」、「口の中だけでなく全身の状態を把握し、生活習慣や栄養についての歯科保健指導を行うこと」などがあります。
病状が改善すると患者さんと一緒に喜び、患者さんと協力して治療を進めることで信頼関係も生まれます。口の中が改善されることで心を開いて下さる方もいて、頑張ってよかったと感じることも多いです。
歯科は医科と違い、完治したら来院終了ではなく、定期的なメインテナンスを通して長期にわたり患者さんと関わることができます。健康な状態を維持していくことは大変ではありますが、奥が深く、とてもやりがいがあります。
口腔保健学専攻では専門的な知識はもちろん、医科や歯科などの他職種との連携や関わりを学ぶことが出来ます。私もたくさんの方々と関わり、楽しい学生生活を送ることが出来ました。先生方もコミュニケーションをしっかりとってアドバイスを下さるので、充実した学びを得られると思います。受験生の皆様の健闘を祈っております。

広島市内 歯科医院

私は卒業後、広島市内の開業歯科医院で3年間勤め、結婚を機に一度退職し、しばらく業務から離れておりましたが、現在はパートタイムで別の歯科医院に勤務しております。
開業歯科医院で歯科衛生士として働くことの強みは、その資格と技術をもとに復職が比較的容易であることです。現在、社会的にも女性のワークライフバランスは注目されていますが、様々なライフイベントを経験する女性において、歯科衛生士の仕事は、働く場所・時間を選択することでワークライフバランスを自ら調整できる数少ない職業の一つではないかと思います。
歯科衛生士の仕事は、診療補助や予防処置、保健指導は勿論ですが、実際の臨床現場で患者さんの気持ちに寄り添い、歯科医師と患者さんとの間を橋渡しするとても大事な役割があります。
また、歯科医療は奥深く、熟考する力がいります。その力はここ広島大学でこそ学べるものだと思いました。
日々診療にあたる中で、患者さんから直接「ありがとう」と言われることは、何よりも励みになります。忙しく業務に追われ大変なこともありますが、やりがいを肌で感じることができる素敵な仕事です。
今後も、母校の卒業生であることを誇りに、日々研鑽を積んでいきたいと思います。

歯学部 口腔健康科学科 口腔保健学専攻
2013年度 卒業
岡田 友紀子さん


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