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平成30年度 工学研究科学生おもしろ企画の紹介

平成30年度「学生のおもしろ企画・大学祭企画」助成企画概要

 学生のおもしろ企画・大学祭企画は,学生の自主性を育み,技術の実技的教育の機会を提供することを目的とする工学研究科独自の学生支援事業として創設されています。

 今年度は,次の7件が決定しました。

木育おもちゃづくり

代表者(参加者数) / 世話教員

 吉田 隼 (18名)/角倉 英明(建築学)

企画概要(抜粋) 

広島市の保育園6園に対し不足しているおもちゃを調査の上で製作し,残りは来年度に制作する。使用する木材は広島県の企業や森林組合に協力を仰ぎ,可能な限り地域の木材を使用する。製作にあたっては,昨年度木材加工の技術を学んだ者も多く,その者達を中心に経験・技術を未経験者に伝えていく。昨年度と同様に今年度も保育園のこどもたちとの交流が期待でき,おもちゃの提供時に,未来の広大生に対して木や自然のことについて知ってもらう「木育」を行う。

このように,製作を通して木材加工技術の習得や地域貢献・交流が期待でき,継続的に行うことで保育園のおもちゃ不足を解消した上で,こどもの遊びにとってより良いとされるおもちゃを提供できる。

実施時期 / 実施場所

 H30/8/1(水)~H31/3/22(金) / 工学部C1棟 おもしろラボ

活動報告書

人力飛行機の設計・製作と機体展示

代表者(参加者数) / 世話教員

 蔵富 千奈(30名)/ 岩下 英嗣 (輸送・環境システム)

企画概要(抜粋)

 広島大学工学部は,2002年より双発型の人力飛行機の設計・製作を行い,「鳥人間コンテスト」へ出場している。
 今年度は大学祭で大会本番同様の機体の展示を行うことができる。大学祭では双発機の最も大きな特徴である駆動系やプロペラ,翼などの展示を行う。翼やプロペラの作り方などは説明用のポスターを作成し,実物と合わせて展示する。さらに,人力飛行機に関する説明および質問への対応や,フライトシミュレーターの体験を行う。

 

実施時期 / 実施場所

 (大学祭)11/3または11/4(日時未定) / 製作:風洞実験棟・船型試験水槽・C2-113   展示:東体育館

活動報告書

レスキューロボットコンテストへの挑戦

代表者(参加者数) / 世話教員

 福田 功貴(9名)/ 和田 信敬 (機械システム工学) 外1名

企画概要(抜粋)

第18回レスキューロボットコンテスト出場に向けて,今年は去年の反省点を活かした改良に加えてゼロからロボットを設計。また,去年は貸与されたマイコンとシステムを使っていたが,今年はラズベリーパイを用いてゼロからシステムを構築している。

実施時期 / 実施場所

 7/1(日)~8/12(日) / 予選:愛知工業大学 八草キャンパス   本選:神戸サンボーホール

活動報告書

茅葺き小屋プロジェクト

代表者(参加者数) / 世話教員

 神谷 友理子(9名)/森 拓郎(建築学) 

企画概要(抜粋)

 本企画では,伝統的な民家である茅葺き民家の保全・活用を行っており,以下の3点を目的・効果とする。

(1)茅の調達から施工までを自身の手で行うことで,日本の文化や伝統技術を深く学ぶ。

(2)一つの小規模建築の設計から施工までの一連の流れを経験することで,大学の学びを深めるだけでなく,地域活動を通して大学では得られない知識・経験を体得する。

 (3)茅の新たな活用法を独自に提案することで茅の普及と伝統技術(茅葺き)の継承に貢献する。

実施時期 / 実施場所

 H30/6/1(金)~H31/3/31(日) /  東広島市志和町志和堀469

活動報告書

水素EVコンバート自動車の作製

代表者(参加者数) / 世話教員

 魏 弘之(3名) / 市川 貴之(機械物理工学)

企画概要(抜粋)

 本企画は,大学祭にて広島大学が所持している水素自動車(RX-8)と共に車両の展示をし,次世代の自動車の仕組みについて実物を用いて説明を行う。併せて水素社会,それに向けての広島大学の取組みを知ってもらい,次世代の自動車が低価格で作製可能なことをアピールする。

 また試乗会が可能であれば,一般の方にガソリン車との違いを知ってもらい、次世代自動車に興味を持ってもらうことをねらいとしている。

実施時期 / 実施場所

 (大学祭)11/3~11/4  /  広島大学先端物質科学研究科及び体育会自動車部整備工場

活動報告書

全日本学生フォーミュラ大会への道

代表者(参加者数) / 世話教員

 西垣 祐作(10名) / 西田 恵哉(機械システム工学) 外3名

企画概要(抜粋)

 大会に向け車両の設計をおこない,広島大学の学校工場を始め,協賛していただいた企業の方やFAの先生の協力のもと車両を製作。大会前には大学内の駐車場にて走行練習をし,大会の準備を進めた。

 また車両の設計・製作だけでなく,協賛をいただいている企業での講習に参加し車両の設計・走行練習時におけるセッティングのノウハウの蓄積もおこなっている。

 活動について多くの方に知っていただくことを目的として,大学祭では車両を展示する。車両の部品,チーム・設計紹介パネルなどを設置することで,車両に詳しい方以外にも活動内容を知っていただけるように工夫している。

実施時期 / 実施場所

 【大会】9/4~9/8  / 小笠山総合運動公園

 【大学祭】11/3~11/4  /  広島大学東広島キャンパス フェニックス工房前

活動報告書

二畳の茶室2018

代表者(参加者数) / 世話教員

 中筋 温子(6名) / 岡河 貢(建築学) 

企画概要(抜粋)

学生が主体的に設計・施工を行い、作品を大学祭で実際に茶室として利用することによって、非日常的な建築空間を多くの人に体験することで、普段は意識しない建築の楽しさや魅力を伝える。

自然光を利用して自然と調和した空間を作り上げることを計画している。

茶室内の快適性や構造面での検討に加え、木や土以外にも現代ならではの光を取り入れやすい素材を使用し、自然光を利用することで、内部と外部の境界が曖昧な、環境と調和した現代の茶室をコンセプトとした設計を行う。

実施時期 / 実施場所

(大学祭)11/3~11/4  /  マーメイドカフェ周辺

活動報告書


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