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令和元年度 工学研究科学生おもしろ企画の紹介

令和元年度「学生のおもしろ企画・大学祭企画」助成企画概要

 学生のおもしろ企画・大学祭企画は,学生の自主性を育み,技術の実技的教育の機会を提供することを目的とする工学研究科独自の学生支援事業として創設されています。

 今年度は,次の4件が決定しました。

人力飛行機の設計・製作と機体展示

代表者(参加者数) / 世話教員

 片岡 典子 (31名)/岩下 英嗣(輸送・環境システム)

企画概要(抜粋) 

 広島大学工学部HUESは,2002年より双発機の人力飛行機の設計・製作を行っており,鳥人間コンテストへは現在まで計12回の出場を果たしており,チーム最長飛行記録は2483mである。昨年度の活動を通し,従来の高度計に加え,新たに機速計・回転数計・GPSを機体に搭載することに成功しているため,今年度は試験飛行による性能評価で多くのデータを収集することができる。収集したデータを設計にフィードバックすることで,現在の機体のブラッシュアップを行い,製作方法の改善による更なる機体の軽量化を図ることが今年度の活動目的である。

本企画は大学祭においてブラッシュアップされた機体の展示を行うものである。今年度は鳥人間コンテストに出場しないため,無傷の機体を展示することができ,来場者には人力飛行機の詳細な構造やスケールの大きさを実感してもらえると思われる。翼やプロペラ等の作り方は説明用のポスターを掲示し,人力飛行機に関する説明および質疑応答や,フライトシミュレーターの体験,子ども向けの紙飛行機製作体験などを行う。このように,子どもから大人まで楽しめる内容となっている。

実施時期 / 実施場所

 (大学祭)2019/11/2(土) / 製作:風洞実験棟・船型試験水槽・C2-113   展示:東体育館

活動報告書

吉田口駅前広場の憩いの空間再編計画

代表者(参加者数) / 世話教員

 岡田 遼介(14名)/ 田中 貴宏 (建築学)

企画概要(抜粋)

 JR吉田口駅前広場(安芸高田市)に、地域活性化を目的としたテラスを制作し、駅利用者が気軽に立ち寄れる憩いの空間を創出するだけでなく、野菜朝市や発表会などの地域イベントを行う場となることを目的としている。

 

実施時期 / 実施場所

 2019/10/1~2020/3/1 / 広島県安芸高田市甲田町吉田口駅前

活動報告書

 活動なし

履帯を用いた輸送装置モデルの設計

代表者(参加者数) / 世話教員

 富田 正俊(3名)/ 池条 清隆 (機械システム工学) 

企画概要(抜粋)

単一の動力機関を有し,履帯を用いた輸送装置モデルを設計する。運搬履帯を用いた輸送装置であれば,タイヤを使用するものと比べ路面状態の影響を大きく軽減することができる。また,動力機関を一つとすることで車重の軽量化を図る。 今まで学習してきた工学的知識を生かし,ギア可変の減速機,クラッチ・減速装置を兼ねた遊星歯車機構など,実際の輸送機器に用いられている機構を作成,再現することで,重機や輸送機器の開発に対する理解を深める。

実施時期 / 実施場所

 2019/5/1~2020/2/29 (大学祭)2019/11/2(土)/ フェニックス工房   (大学祭)ガレリア前

活動報告書

全日本学生フォーミュラ大会への道

代表者(参加者数) / 世話教員

 山本 豊(12名)/西田 恵哉(機械システム工学) 外3名 

企画概要(抜粋)

 1年間でフォーミュラーカーの設計・製作・走行・性能評価をし、全国大会出場をする企画である。これを通して学生のものづくりの総合力が培われ、自動車技術や産業の発展。進行に関する人材育成が期待される。 大会に向け、車両の設計を行い、本学の学校工場をはじめ、協賛企業の方やFAの先生の協力のもと、車両を作製している。大会前には学内駐車場で走行練習をし、大会の準備をしている。また、大学祭では、活動について多くの方に知ってもらうことを目的として、車両展示を行っている。

実施時期 / 実施場所

 (大会)2019/8/27~2019/8/31 / (大会)小笠山総合運動公園ECOPA

 (大学祭)2019/11/2(土)11:00~2019/11/3(日)16:00 / (大学祭)東第3駐車場

活動報告書


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