平成26年度 工学研究科学生おもしろ企画の紹介

平成26年度「学生のおもしろ企画・大学祭企画」助成企画概要

 学生のおもしろ企画・大学祭企画は、学生の自主性を育み、技術の実技的教育の機会を提供することを目的とする工学研究科独自の学生支援事業として創設されています。

 今年度は、次の8件が決定しました。

全日本学生フォーミュラ大会への挑戦

代表者(参加者数) / 世話教員

 松田 隆太郎 (15名) / 西田 恵哉 (機械システム工学)

企画概要(抜粋)

 本学学生フォーミュラチーム「フェニックスレーシング」は,「全日本学生フォーミュラ大会」へ向けて,1年間を通して,学生主体で小型フォーミュラカーの企画・設計・製作を行っている。本企画は,この大会に参加し,参加車両を大学祭で展示公開するものである。

 大会では,車両の走行性能(加速性・旋回性・耐久性等)を競技する動的審査4種目及び静的審査(コスト・デザイン・プレゼンテーション)の得点を競う。走行性能だけでなく,車両のマーケティング,企画・設計・製作,コスト等,ものづくりの総合力を競う大会となっている。

 また,他大学チームの車両を見学し情報交換をすることで,次年度へ向けてさらに高いレベルの技術・知識を習得する。

実施時期 / 実施場所

 【大会参加】 9/2~9/6/エコパ(静岡県小笠山総合運動公園)

 【展示】11/1 ~ 11/2/大学祭(フェニックス工房前)

オリジナル Web サイト

 Phoenix Racing

活動報告書

Japan Steel Bridge Competition 2014代表者(参加者数) / 世話教員

代表者(参加者数) / 世話教員

 山中 翔太 (12名) / 藤井 堅 (社会基盤環境工学)

企画概要(抜粋)

 本企画は,「Japan Steel Bridge Competition 2014」に参加するものである。

 大会では,橋梁の設計,解析,部材製作,架設を既定のルールに従って行い,架設のスピードや景観の美しさ,既定値のたわみ量と模型橋梁のたわみ量との誤差,作成した橋梁の特徴をアピールするプレゼンテーションなどにより,各大学が競い合う。

 本チームは数年前からこの大会に参加しており,美観部門第2位の成績を修めた実績を持つ。今年度は総合優勝を目指す。

実施時期 / 実施場所

 8/30~8/31/大阪市立大学杉本キャンパス

活動報告書

家具展2014~モノづくり/ヒトづくり~

代表者(参加者数) / 世話教員

 長廻 拓史 (16名) / 岡河 貢 (建築学)

企画概要(抜粋)

 本企画は,大学祭において,(1)製作家具の展示及び説明,(2)手軽な家具作り体験の開催,(3)大学の家具の修繕,を行うものである。

 自分で実用的な家具を作るということは,形の創造だけにとどまらず,モノに対する愛着・コストダウン・作業時における人との出会いなど様々なメリットが期 待される。また,普段使用している大学の家具を自分たちで修繕することで,家具を大切に使い続けていくという意識を養うことができる。

 本企画を通して,製作者,来場者ともに様々な人と出会い,もの作りを生活の中での身近な存在としてとらえることができると考える。

実施時期 / 実施場所

 【展示】11/1 ~ 11/2/大学祭:工学部コミュニケーションギャラリー(ガレリア)

活動報告書

二畳の茶室2014

代表者(参加者数) / 世話教員

 平原 聖元 (17名) / 岡河 貢 (建築学)

企画概要(抜粋)

 本企画は,二畳の大きさの茶室を設計・施工し,大学祭で展示公開するものである。

  2008年から続いている企画であり,毎年100名以上の来場者に「茶室空間」を楽しんでもらっている。毎年,様々なコンセプトで行ってきたが,今年度 は「茶室の再構築」をテーマに,あえて畳のズレを作り出し,そこから生まれた隙間による多彩な視覚的変化を来場者に楽しんでもらいたい。

実施時期 / 実施場所

 【展示】 11/1 ~ 11/2/大学祭:工学部A1棟西側空き地(ぶどう池周辺)

活動報告書

土木の魅力を伝えるボランティア活動

代表者(参加者数) / 世話教員

 太刀内 紘平 (6名) / 中下 慎也 (社会基盤環境工学)

企画概要(抜粋)

本企画は,生活に密接に関係している土木に興味をもってもらうとともに,長い歴史を持つ宮島で豊かな自然環境に触れ,いかにしてその自然が守られてきたのかを学び,自然や環境問題等に関心を深めてもらうことを目的としている。

具体的な内容は,次の1~3のとおり。

  1. 海を題材とした体験学習会の中で土木に関する実験等を行う。
  2. 腰細浦海岸清掃:海岸清掃を通じて環境問題や自然環境の保全について考える。
  3. カキの学習会:実験を通じて,カキの持つ水質浄化能力を体験する。

 なお,本企画は,宮島で活動するボランティア団体「みやじま未来ミーティング」と共催で実施する。

実施時期 / 実施場所

 【体験学習会】 9/28/宮島町包ヶ浦自然公園

 【腰細浦海岸清掃】10/18/宮島町腰細浦

 【カキの学習会】1/17/宮島町包ヶ浦自然公園

活動報告書

移動式映画上映装置-下見のまちと学生をつなぐ映画上映のための仮設空間構築-

代表者(参加者数) / 世話教員

 津田 康平 (9名) / 田中 貴宏 (建築学)

企画概要(抜粋)

 本企画は,下見学生街のまちづくり活動の一環として,学生と地域住民との交流を促進するための仮設の建築空間を制作するものである。具体的な内容は,次の1~2のとおり。 

  1. 移動式映画上映装置制作ワークショップ:組み立てが容易で,下見学生街のどの場所でも使用可能で持ち運び自在なものを制作する。夏期休業期間を利用して,地域の方々とともに制作する。
  2. 下見学生街での映画の上映。映画は,老若男女が楽しめる娯楽性の高いものを上映し,交流の場としたい。

実施時期 / 実施場所

 【制作】8月~3月/制作:工学部A2-732

 【展示・上映】8月~3月/下見福祉会館等,11/1~11/2/大学祭:(場所未定)

活動報告書

おもしろ電気・電子工作教室

代表者(参加者数) / 世話教員

 池上 舞 (22名) / 金田 和文 (情報工学)

企画概要(抜粋

 本企画は,地域の小学4年生以上の親子を対象に,紙コップや磁石,ペットボトルといった身近なものを用いてスピーカーやラジオを製作してもらうものである。

 実際に製作することを通して,電気と磁気との科学的事象に興味をもってもらうこと,また,電気信号を音に変換する仕組みを学び,工学におけるものづくりの面白さや喜びを体験してもらうことを目的としている。

実施時期 / 実施場所

 8/23,11/2/大学祭:工学部218講義室

活動報告書

人力飛行機の設計・製作と機体の展示

代表者(参加者数) / 世話教員

 仙田 裕紀 (22名) / 岩下 英嗣 (輸送・環境システム)

企画概要(抜粋)

 広島大学工学部HUESは,2002年より双発型の人力飛行機の設計・製作を行い,「鳥人間コンテスト」へ出場している。

 今年度は,2年ぶりに大会への出場が決定し,7月26日,27日に行われる本番に向け,訓練を行っている。

 大学祭では,製作した機体の展示会を企画する。来場者に間近で機体を見ていただき,スケールの大きさを実感していただく。また,人力飛行機に関する説明や,パネル展示,質問への対応を行う予定である。

実施時期 / 実施場所

 【製作】  4/1 ~ 3/31/工学部風洞実験棟・船型試験水槽

 【大会参加】7/26~7/27/琵琶湖

 【展示】  11/1~11/2/大学祭:東体育館

オリジナル Web サイト

 鳥人間コンテストへの挑戦

活動報告書


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