システムエンジニアとプログラマーをやっています。主な業務内容は、何かに困っている顧客の話を聞き、解決策を提案、必要なシステムを作成する仕事となります。
　顧客の業種や規模は様々で、工場内の機器制御や生産管理、公共機関向けの業務システム、AI/機械学習を使用するものなど、内容はプロジェクトごとに多種多様です。
　この業種で特徴的なのは、納品するシステムやそれを構成するプログラムのコードが実体の無い電子データという事です。ものによっては数千万円～数億円といったシステム開発費用が発生しますが、実体のないものにそれだけのお金をかけるというのは、それ以上の価値をそのシステムが生むためです。「価値の創造」というのが難しくもあり面白くもある仕事だと感じています。
 

　明確にやりたい事が無かったため、勉強はほどほどの4年間でした。講義の内容はもうほとんど忘れてしまいましたが、当時色んな講義を受けて、視野が広がったり、考えたり感じたりした事はあったはずで、それが価値観に影響したり、その時の行動の結果が今の自分に繋がっていると感じています。今思うと多くの学びに出会えていた学生時代だったなと思います。