大学院工学研究院エネルギー・環境部門の陸田秀実准教授と、機械システム・応用力学部門の田中義和助教の研究チームが、カキいかだからヒントを得て波や潮流を利用して発電を行うという研究実験を始め、中国新聞(9/1付)に掲載されました。 この研究は、広島湾に浮かぶカキ養殖のいかだを見た陸田准教授が、波のエネルギーを取り出せないかと、いかだ型の発電装置(垂下式弾性浮体ユニット型海洋エネルギー発電装置)を考案しました。 カキいかだ型の発電は、波や潮流・海流といった多様なエネルギーが利用でき、従来型のタービンを回す発電に比べ、製造・設置のコストを抑えることが可能です。 今後、東広島キャンパスの船舶試験水槽で試作機での実験を続け、海に囲まれた日本ならではの海洋エネルギーからの発電を実用化していくことが期待されています。 【この記事に関する問い合わせ】 大学院工学研究院 エネルギー・環境部門(輸送・環境システム流体研究室) |
船舶試験水槽棟での実験の様子(写真右:陸田准教授) |
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