特別支援教育

本校には,知的障害特別支援学級(3組)が設置されています。将来の社会的な自立をめざして,生徒一人ひとりの力を伸ばしていくことができるよう,日々の教育実践に取り組んでいます。また,3組では,特別な教育課程を編成しており,特別支援学級での学習を基本としています。生徒が学習で得た知識や技能が他の学習場面や生活場面で活かすことができるよう,具体的で体験的な活動を多く取り入れています。また,通常学級(1・2組)の生徒とは,総合的な学習の時間や校外学習,委員会活動やクラスター活動で活動を共にし,かかわりを深めています。

令和4年度3組時間割

黄色:学級での学習(「しごと」は作業種別のグループ学習)

赤色:生徒の実態に応じた習熟度別のグループ学習

青色:3組全体での学習

生活単元学習

各学級や3組全体での学習です。

校舎玄関の東雲ファームの整備をしました。

進学の可能性のある学校について調べています。

学校がある地域について学びます。

収穫した野菜を1・2組の生徒におすそわけ

しごと

年に3回の販売の機会(東雲ショップ)に向けて,グループごとに製品づくりに取り組みます。製品は,お客さんのことを考え,どんな商品がよいかをアイディアを出し合って決めます。製品づくりでは,どんな商品なら喜ばれるかを考え,仲間とかかわりながら作業に取り組みます。

国語・数学

生徒一人ひとりの実態に応じた習熟度別グループ学習です。

数学の様子です。

国語の様子です。

東雲小学校養護学級や青年学級との交流

敷地内に併設されている東雲小学校の養護学級や青年学級(3組卒業生の会)の皆さんと年間を通じて交流の機会を設定しています。これらの行事に向けた取り組みを生活単元学習などの日々の授業に位置づけ,かかわりを広げています。

4月 小中顔合わせ会

東雲小学校養護学級の皆さんと自己紹介をしあい,交流します。

6月 進路を語る会

3組を卒業した先輩方から進学先や社会人としての生活について話を聞きます。

10月 小中合同運動会

3組と東雲小学校養護学級・青年学級で運動会を行います。

12月 東雲交流発表会

授業で取り組んだことの発表や「しごと」で作った製品を販売します。

職場体験学習

3年間を通じた職場見学・体験学習を通して,自分の将来の生活について考えを深めていきます。

1年 校内職場体験(半日)

2年 職場体験見学(3年生の職場体験を見学)

2年 職場体験(広島大学3日間)

3年 職場体験(広島大学・福祉事務所4日間)


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