【2019/10/24 開催報告】「研究の心得」を開催しました

2019年10月24日14:35~17:00 広島大学東広島キャンパス学生プラザ4階多目的室1・2にて「研究の心得」が開講されました。
本演習は、これまで広島大学特別研究員の新規採用者を対象とし、1年間の任期を有効活用するための心構えを説くものでしたが、今年度より、大学院共通科目「長期インターンシップ」事前ワークショップとして同時開催することになりました。
指標としてVitae RDF (Researcher Development Framework)を用いながら自分の能力について見つめなおし、さらなる能力開発を目指してアクションプランを立てていく演習となります。今回は、2019年度第2期特別研究員7人と、「長期インターンシップ」履修者の博士課程後期在籍者5人が参加しました。

まずアイスブレイクとして、特別研究員やインターンシップ参加を通して目指している目的に触れながら、グループごとに自己紹介を行いました。
さらに代表者3組に他己紹介してもらいました。全体的に打ち解けたところで、自己分析を始めます。最初に宿題として検討してきた自分の強み、弱みについて、RDFカードの中から選びます。そして、それらを選択した理由・事例を紹介しながらグループで共有していきます。同じカードを選んだ人も、その理由や過去の事例はさまざまです。

つづいて、特別研究員任期1年間、あるいはインターンシップを通して、どのような能力を伸ばしたいか検討し、過去の特別研究員・インターンシップ派遣者の資料を参考にアクションプランを立てました。
ここから特別研究員2019年度1期生も加わり、半年先輩の彼らの体験談も聞きながら、グループでアクションプランを深めていきました。その結果を数人に発表してもらうと、さらに多様な案が挙がってきました。参加者たちは、今日のエクササイズを参考に、自己分析をさらに進めていくことになります。

参加者感想

  • ワークショップを通じて、これまで向き合おうとしてこなかった自分の弱みを自覚することができ、また同じ悩みを抱えているドクター生や特別研究員の方々のお話も聞くことができ、大変良い勉強になりました。
  • 企業とのマッチングがうまくいくためにも、自分のことをしっかりと知っておくことがとても大切だと思いますので、ワークショップを踏まえ、今後の自己分析もしっかり行っていきたいと思います。
  • 研究員の間で相談することで、考えてなかった問題点が見つかってよかったです。
  • 違う分野の方々に触れることができ、貴重な時間を過ごしたと実感しています。


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