2009年3月19日、大学院生物圏科学研究科はバングラデシュのバングラデシュ農業大学と交流協定を締結しました。研究科からは代表として吉村幸則副研究科長、前田照夫教授が同大学を訪問し、MAS Mandal学長、全学部の長、関係教職員らが出席して、交流協定の調印式を行いました。
調印式終了後には、今後の交流について話し合いが持たれました。MAS Mandal学長は、形式的なものではなく実質的に効果がある交流を期待するとし、広島大学側からは、サマースクール等で国際的な学生教育を推進する計画があること、研究では個々の教員の研究の理解を深めてプロジェクトの立ち上げを推進する努力をすること等を述べました。
広大な敷地を持つバングラデシュ農業大学は、稲作を中心としたフィールドが充実し、マンゴーやパパイア等の果樹および作物を多種にわたって保有しているため、生物種の多様性や高温環境を視野に入れた農業生産分野の教育研究に適した環境を活用した交流が期待されます。
左:バングラデシュ農業大学 正門前にて吉村副研究科長(左)と前田教授(右)
右:大学の果樹園を見学
左:MA Akbar畜産学部長を表敬訪問 右:大学教職員のみなさんと
生物生産学部・生物圏科学研究科の説明および学術講演
左:交流協定締結 (左:MAS Mandal学長) 右:学長へ記念品を贈呈