- Kawahara D, Tsuneda M, Ozawa S, Okamoto H, Nakamura M, Nishio T, Saito A, Nagata Y., "Stepwise deep neural network (stepwise-net) for head and neck auto-segmentation on CT images", Comput Biol Med., 143, 105295 (2022). DOI
- Kawahara D, Tang X, Lee CL, et al., "Predicting the local response of metastatic brain tumor to Gamma Knife radiosurgery by radiomics with a machine learning method", Front Oncol., 10, 569461 (2021). DOI
- Kawahara D, Wu L, Watanabe Y., "Optimization of irradiation interval for fractionated stereotactic radiosurgery by a cellular automata model with reoxygenation effects", Phys Med Biol., 65(8), 085008 (2020). DOI
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山口県出身。2010年、熊本大学を卒業後、広島大学病院に診療放射線技師として入職。その後、臨床で経験を積みながら広島大学大学院へ進学し、学位を取得。2018年からは1年間のミネソタ大学留学を経験。帰国後2019年から、広島大学病院放射線部の助教兼医学物理士として臨床に携わりながら、医療AIに関する多くの研究論文を発表している。
AIの進化が加速化する中、医療分野でも病状の診断や予後予測に関するAIの研究が進められている。しかし、現段階のAIでは予後不良と診断された場合、AIが体内で何が起こっているかを解釈するレベルには至っていない。そこで河原先生は、予後因子をAIに解釈させ、そこから最適な治療法を導き出す仕組みの開発に取り組んでいる。こうしたAIの活用が一般的になれば、基礎研究や臨床試験において、新たな治療提案にかかる膨大な時間とコストの削減にもつながり、医療の発展に大きく寄与すると期待されている。