総合科学科とは

総合科学科は、1974年の創設以来、日本でも有数の「文理融合」の学びの場として、既製の学問の枠を超えたカリキュラムを提供してきました。私たちが社会の中で、また生活の中で直面するさまざまな問題に取り組むための幅広い知識と考えるカを身に付けた、多くの卒業生を送り出しています。

総合科学プログラム

このページでは平成25年度入学生からの新教育プログラムを紹介しています。

入学後の教育では,1年次より「総合科学」を学ぶ必修の基礎的科目を設け,文科系科目と理科系科目のバランスの取れた履修を指導し,理系を知る文科系学生と文系を知る理科系学生,さらには理系と文系の融合を将来的に図れる学生の育成をめざします。


言語コミュニケーション 人間文化 人間行動科学 スポーツ健康科学 越境文化 現代社会システム 社会フィールド研究 地域研究 自然環境科学 生命科学 数理情報科学 物性科学 人間探求領域 社会探求領域 自然探求領域 総合科学

3つの教育領域と12の授業科目群

人間の本質と精神・身体活動への探究をめざすのが人間探究領域です。スポーツや健康という身体運動にとって重要な観点、心や行動のメカニズムという行動科学的観点から人聞 を科学的に分析するとともに、言語構造とコミュニケーションや、思想・芸術・文芸という精神的活動の観点などから、「人間」を総合的に考察します。さまざまな研究分野の横断・統合分析を遇して人間存在を広く深く捉え、より良い社会を構成 する力を持った人材を育成します。

ますます複雑化する21世紀の課題を解決し、高度に情報化 された現代世界を持続的に発展させるためには、自然科学を基礎とした総合的な知識と問題解決のための思考方法を学ぶことが重要です。自然探究領蟻では、物性科学、生命科学、 数理情報科学、自然環境科学に関する捜業科目群を設け、物質の原子・分子レベルの理解、生命の仕組みや脳の働き、論理的な思考の基礎としての数学や情報技術、さらには自然環境とその人間との相互作用に関する科目を提供し、現代世界で創造的に活躍できる広い視野を持った人材を育成します。

私たちは社会からいろいろな影響を受け暮らしています。同時に、私たちひとりひとりの日々の行動とその相互作用が、身近な地域のコミュニティから広く国際社会に至るまでさまざまな次元にある社会の仕組みに影響を与え、それを変化させています。社会探究領域では、社会の仕組みとそこで発生する諸問題について、地域と越境(ローカルとグローバル)というこ二つの枠組みで、また社会問題に焦点をあてた思考と現場(フィールド)からの発信という二つのアプローチから考察し、現代社会への卓越した視野を持った人材を育成します。


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