自然探究領域

自然探究領域には以下の4つの授業科目群があります。

物性科学 生命科学 数理情報科学 自然環境科学

物性科学  物質を理解し,利用し,創り出す

人類はこれまで,様々な物質を創り出し,利用して来ました。
物性科学授業科目群では,物質の物理的,化学的性質を理解し,人類のために役立つ機能を創り出すために必要な,幅広い知識を学ぶ授業科目を提供します。
原子・分子のレベルから,それらの巨大な集合体までの広いスケールで,物質の性質が決まる仕組みについて学べます。
さらに大学院に進学して,超伝導,量子情報,ソフトマター,エネルギー材料などに対するより高度な知識を身につけるための能力の向上をめざします。

主な専門科目

  • 物理科学概論
  • 電磁気学
  • 熱力学
  • 物理学基礎実験
  • 物理科学演習
  • 物質科学実験
  • 統計力学
  • 量子力学
  • 量子力学演習
  • 物性物理学
  • 量子情報論
  • 複雑液体・ソフトマター論
  • 物理科学特論 など

生命科学  生命の仕組みと脳の働きを探究する

生命科学は最も進歩の早い学問分野のひとつであり,生物学・化学・物理学などの基礎科学だけでなく,様々な科学技術や,医学,薬学,心理学,情報科学,さらには倫理学や法学にいたる広範囲な領域との連携が必要とされる総合科学です。
生命科学授業科目群では,神経系や内分泌系による生体調節,個体の発生,遺伝情報,生体分子まで幅の広い視点から捉えた生命の実像を学ぶことができ,幅広い学際的視野を持ちながら,生命現象について分子レベルで理解するための知識・能力の修得をめざします。

主な専門科目

  • 生命科学概論
  • 脳機能学
  • 神経生理学
  • 分子生理学
  • 分子発生生物学
  • 分子細胞生物学
  • 生物物理化学
  • 基礎細胞生物学
  • 生化学
  • 細胞生物学
  • 生命科学特論
  • 臨海実習・同講義
  • 生命科学実験
  • 有機分析化学 など
     

数理情報科学  数理科学を駆使して情報化社会に立ち向かう

情報機器が発達し,至る所で大量の情報が生成・蓄積・処理される現代社会においては,氾濫する情報を正しく把握し,利用していく能力が必要不可欠です。
データから真の情報を取り出し,現象を論理的に解明し,これに基づいて判断・行動していくためには,高度な情報技術の基礎,統計・データ解析,理論的正当化のための数学を,あわせて学ぶことが必要です。
数理情報科学授業科目群では,そのための情報科学,統計学,数学に関する科目を提供し,氾濫する情報に立ち向かう問題解決能力の醸成をめざします。

主な専門科目

  • データ解析序説
  • コンピュータ基礎論
  • 数理科学演習
  • プログラム技法
  • 微分方程式
  • 応用数理
  • 情報統計学
  • 複素解析
  • コンピュータシステム
  • グラフ的幾何学
  • 数理代数
  • 数理幾何
  • 確率過程論
  • 情報理論
  • 数理解析 など

自然環境科学  人間と自然の共生のあり方を探究する

人間は様々な形で自然環境に影響を与えてきましたが,負の側面が激しく顕在化してきている今こそ,人間社会の持続可能な発展のために自然との共生の道を探る必要に迫られているといえます。
そこで,自然環境科学授業科目群では,自然環境を構成する気圏・水圏・地圏・生物圏について,ミクロからマクロに至る様々なスケールで,これらの環境がどのように生まれ変化してきたかを,自然本来の変遷および自然と人間の相互作用の両面から総合的かつ体系的に理解し,将来あるべき姿の探究につながる授業科目を提供します。

主な専門科目

  • 環境とエコロジー
  • 多様性生態学
  • 環境微生物学
  • 景観生態学
  • 保全生物学
  • 環境分析化学
  • 地球環境化学
  • 環境地質学
  • 地球環境変動論
  • 砂防学
  • 水循環論
  • 大気科学
  • 第四紀環境学
  • 自然環境実験
  • 自然環境野外実習 など
     


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