国際シンポジウムを開催しました「博士の挑戦。グローバルな視点から地方創生と若手研究人材の役割を考える」を開催しました

広島大学グローバルキャリアデザインセンターでは国際シンポジウム「博士の挑戦。グローバルな視点から地方創生と若手研究人材の役割を考える」を開催しました。

■国際シンポジウム

日時:2月12日(木)13:00~17:00
場所:シェラトンホテル広島(3F 美波)

内容:この取り組みは、今年度採択された文部科学省の「科学技術人材育成のコンソーシアムの構築事業」『未来を拓く地方協奏プラットホーム』の一環で、広島大学が主催し、共同実施機関、連携機関が共催した。
国際シンポジウムでは、片岡洋氏(文部科学省人材政策課長)大石知広氏(広島県イノベーション推進部長)及び相田美砂子氏(広島大学副学長)による講演に続き、ジャネット・メトカーフ博士(英国Vitae代表)エミルダ・リバーズ氏(米国国立科学財団科学工学統計センター・プログラムディレクター)及びマイケル・サミュエル博士(南アフリカ・クワズール・ナタール大学教授)が基調講演を行った。その後、「魅力ある中四国地域の創生に向けて『未来を拓く地方協奏プラットホーム』は何ができるか」をテーマとしてパネルディスカッションを実施し、若手研究人材が、「知の創造」「企業の課題解決」「社会の課題解決」を担うイノベーター(変革者)として自身の専門分野の枠を超えて果敢に「挑戦」し、社会の多様な場で活躍していくために必要な養成環境の在り方について、グローバルな視点から議論した。

シンポジウムの様子

シンポジウムの様子

パネルディスカッションの様子(右から)サミュエル博士、リバース氏、メトカーフ博士

パネルディスカッションの様子(右から)サミュエル博士、リバース氏、メトカーフ博士

■英国Vitae代表メトカーフ博士によるトランスファラブルスキルワークショップ開催

日時:2月13日(金)10:00~12:30
場所:シェラトンホテル広島(3F 美波)

内容:「社会の多様な場で活躍するために」と題して、グループ討議などを通じて、若手研究者として求められる力は何かについて、自らが見いだす助けとなるプログラムであった。参加者は38名。

メトカーフ博士によるワークショップ風景

メトカーフ博士によるワークショップ風景

■若手研究人材向けキャリア開発ワークショップ開催

日時:2月13日(金)13:30~16:30
場所:シェラトンホテル広島(3F 美波)

内容:「多様な場で活躍する博士人材から学ぶ―― 魅力あるキャリアは自分で創る!」と題して、ファシリテーターとして県立広島大学総合教育センター副センター長の原田淳教授、コーディネーターとして広島大学大学院工学研究科杉川幸太助教を迎えて、多彩なキャリアの若手研究者の講演を交えて、グループ討議、発表などが行われた。参加者は43名であった。


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