サタケ見学ツアーを実施しました

2025年2月14日、SmaSo学生5人を含む広島大学の留学生等16名がサタケ見学ツアーに参加しました。 

見学ツアーは、来年創業130年を迎えるサタケの紹介動画からスタート。その後、サタケショールームでは、創業者・佐竹利市が日本で最初の動力精米機を完成させたことや、その精米機が吟醸酒誕生のきっかけとなったことを学びました。さらに、サタケが現在では世界14ヵ国に事業所を構えるグローバル企業へと成長したことも紹介されました。 

続く工場見学では、次世代型精米プラント「MILSTA(ミルスタ)」のプレゼンショーを体験。さらに、米の選別加工総合センターでは、従来は大型設備が必要だった米と異物の選別を大幅に小型化した光選別機を使った実演が行われ、学生たちはその精度の高さに驚いていました。サタケは、各国で使用される米の特性や加工状況に応じて細かい調整を行いながら製品を開発・提供し、海外展開を進めていることも紹介されました。 

見学後は、サタケの人事担当者によるキャリア相談が行われ、日本語能力や女性の採用に関する質問も寄せられました。これに対し、サタケからは「業務遂行において日本語能力はあるに越した事はないが、それ以上に日本文化への理解と関心の高い人材を評価している」との説明があり、さらに「女性管理職を増やすことを目指し、女性社員の意識改革や男女問わず子育て中の社員への支援にも力を入れている」との回答がありました。 

留学生たちは、初めて知る東広島市のグローバル企業の取り組みに大きな関心を寄せ、今後の進路選択に向けた貴重な学びの機会となりました。

MILSTA

次世代型精米プラント「MILSTA(ミルスタ)」のデモ

キャリア相談会

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SmaSo研究院・渡邉
nokko[AT]hiroshima-u.ac.jp


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