大学院スマートソサイエティ実践科学研究院では,Society 5.0の国際展開を実現するために,主要な6つの研究領域において,他の研究領域とも柔軟に融合・連携しながら,経済発展に伴い複雑化した国際社会が直面する多様な社会的課題を幅広い視野で認識できる基礎力を有し,かつ,それを解決できる専門力を併せ持つ「実践リーダー」を養成する。 そのため,本研究院では,以下の能力を身に付け,所定の単位を修得し,かつ,必要な研究指導を受けた上で,修士論文を提出してその審査及び最終試験に合格した学生に,「修士(学術)」の学位を授与する。
- 先端的なAI 技術,デジタル社会基盤について幅広い知識を持ち,技術や政策の開発や社会実装を提案できる専門知識
- データサイエンスの技法を基盤とし,積極的平和につながるスマートソサイエティ実践科学を着想できる世界観
- 世界共通目標を常に意識し,技術開発や政策実践に対する多様性を尊重する態度
- 政策実践や技術開発の影響をエビデンスに基づき分析する責任感
- 社会参画を通じて,現場(オンサイト)で生じている課題を発見し,解決策を実践する行動力
- 多様な利害関係者とコミュニケーションをとり,相互理解を図るスキル