基本理念

 社会的背景及び本学の従来型教育の問題点を踏まえ、学生が自らの専門分野における知識や能力を深めるだけでなく、多分野への融合的理解や、地域社会・国際社会に貢献するための基盤となる能力を身に付けさせることを教育上の目的とします。 すなわち、

  1. 理学、工学及び情報科学分野における先進的で高度な知識と専門技術(専門性)
  2. 異分野に対する理解力と、それらを融合・連携させる応用力と実践力、課題発見能力(学際性)
  3. グローバル化に対応した異文化・宗教を尊重する持続可能で平和な国際共生社会の実現に貢献する能力(国際性)
  4. 学問分野と実社会の関連を意識し、必要に応じて多分野の専門家とチームを組み、その一員あるいはリーダーとして、社会の課題解決に取り組む行動力(社会実践能力)

を身に付けた人材を育成します。

 そのため、従来型の専門性を高める教育とともに、既存の研究科・専攻を超えた枠組みの下で学際的視野を持ち、社会的要請を意識した先進的アプローチによる教育研究を実践することで、社会課題の解決に貢献することを目指します。


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