広島大学グローバル・パートナーシップ・スクール・プロジェクト研究センター(GPSC)では、グローバル時代の教育に対応できる教員養成を目指し、毎年9月にアメリカで教育学研究科大学院生による小中学校海外教育実地研究を行っています。
本授業は教育学研究科の選択科目に位置づけられたもので、今年で10年目を迎え、これまで100名近くが参加しています。
本年度の実習には院生が8名、教員が5名参加し、9月16日~9月26日の間、米国東南部ノースカロライナ州グリーンビルにあるイーストカロライナ大学(本学との大学間協定校)のサンドラ・ウォレン教授の支援を受けて、現地の小学校2校、および中学校1校で日本文化の紹介や日米の比較文化などについて授業を行いました。
授業後に、同市内の新聞社やテレビ局による取材、報道があり、日本の伝統的な履き物である下駄について扱ったレッスンは、現地紙の一面に取り上げられました。
【The Daily Reflector(アメリカ・ノースカロライナ州ピット郡の新聞社)の記事】
また、現地の教員との交流を通して、日本の学校教育の再発見にもつながりました。