【成果報告】本学教育学研究科で「カンボジアの社会科カリキュラム・教科書開発支援」事業の研修を行いました

ひろしま平和貢献ネットワーク協議会が受託したJICA草の根技術協力事業「カンボジアにおける持続可能な社会構築のための社会科カリキュラム・教科書開発支援」に,草原和博教授(広島大学教育ヴィジョン研究センター拠点リーダー)が専門家として,また桑山尚司講師(広島大学大学院教育学研究科国語文化教育学講座・講師)がコーディネータとして協力しています。

これまで,5月,6月,10月にカンボジアで研修を行っており,11月13日~23日には,(1)現在作成中の社会科(地理・歴史・公民道徳・家庭経済)のナショナルカリキュラムを改善すること,(2)次回のカリキュラム改定でカリキュラムを自立的に開発・改善するための専門的能力を向上させることを目的に,本学で研修を行いました。

研修の前半では,棚橋健治,草原和博(大学院教育学研究科社会認識教育学講座・教授),川口広美(大学院教育学研究科社会認識教育学講座・准教授)、鈴木明子(大学院教育学研究科人間生活教育学講座・教授)ら本学スタッフや本学博士課程後期修了生の大坂遊(徳山大学・講師)ら外部講師による理論講座及び実務研修が提供されました。研修生はカンボジアのカリキュラム改善に向けて,講師に熱心に質問を繰り返していました。

研修の後半では,前半の理論講座や実務研修の成果を踏まえた各分野(地理・歴史・公民道徳・家庭経済)のシラバス改訂作業を行いました。また,各分野共通の作業として,ナショナルカリキュラムの理念に準拠した授業モデルの開発にも取り組みました。最終日の成果報告会では,具体的な修正案が示され,研修の確実な成果をみとることができました。

研修に参加された教育省カリキュラム開発局長より,社会科の取組を核に各教科のカリキュラム改定を進めたい,継続的な支援がほしいとのコメントを頂戴しました。今後も,教育ヴィジョン研究センターは、カリキュラム研究の成果の国際的発信と協力に努めてまいります。

熱心に研修に取り組んでいる研修生

研修生に講義している本学教員

研究科長室への表敬訪問

本学附属校の研究大会に参加している様子

【問い合わせ先】
広島大学教育ヴィジョン研究センター(EVRI) 事務室

E-Mail:evri-info(AT)hiroshima-u.ac.jp
​※(AT)は@に置き換えてください


up