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【成果報告】教育ヴィジョン研究センターで「ドイツの授業研究と教師教育」についての講演会を開催しました

広島大学インキュベーション研究拠点「教育ヴィジョン研究センター(EVRI)」は,2017年11月29日に第3回定例セミナー(特別講演会)を開催いたしました。

今回は「カリキュラム」研究ユニットの機能強化と拠点形成に向けてProf. Dr. Andreas Gruschka先生(元フランクフルト大学)をお招きし,教授学と授業研究,そして教師教育との関係性についてご講演いただきました。Gruschka先生は,(1)批判理論,(2)訓育・陶冶・教授学の3つの視点,(3)授業の実証的研究を基盤に,授業記録(Transkription)のアーカイブ化のプロジェクトの推進を通してドイツの教授学研究をリードしてきています。

今回のご講演では,自身の教授学研究の特徴を紹介しながら,理科の授業記録を解釈していく手続き・方法をデモンストレーションしてくださいました。一語一語にこだわりながら教授–学習のプロセスを描き出していくアプローチに対するフロアからの質疑と応答を通じて,一般教授学の立場から授業の記録と解釈に取り組むGruschka先生の研究アプローチの特質と日本の授業研究・教師教育の特徴も浮かび上がる会となりました。

【日時】2017年11月29日 18時30分~20時00分
【会場】広島大学東広島キャンパス 教育学研究科 B101室 
【講師】Prof. Dr. Andreas Gruschka氏(元フランクフルト大学)
    (進行:吉田成章先生,通訳:仁科陽江先生)
【演題】ドイツをとおして考える授業研究と教師教育

グルーシュカ先生を紹介する吉田成章教授

講演されるグルーシュカ先生(左)

グルーシュカ先生の講演に聞き入る参加者

活発に交わされる質疑

【問い合わせ先】

広島大学教育ヴィジョン研究センター(EVRI) 事務室

E-mail:evri-info(AT)hiroshima-u.ac.jp
※(AT)は@に置き換えてください


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