【成果報告】数学の身体性から学習空間を考えるフォーラムを開催しました

広島大学インキュベーション研究拠点「教育ヴィジョン研究センター(EVRI)」は、2018年7月28日に第6回研究拠点創成フォーラムを開催いたしました。「学習空間」研究ユニットでは児童・生徒そして教師が周りの環境と一体となって学び、多種多様な知識を創り出していける場の設計と評価のあり方についての研究を推進しています。この活動に関連して、数学者(独立研究者)である森田真生先生をお招きし「数学の身体性と普遍性」の題目でご講演いただきました。

当日は会場全体が独特のリズムに刻まれながら講演・対話・交流と続きましたが、微細は忘れても人工知能ではない人の学びの本来に改めて触れたように思います。専門として従事している者たちの創り出す場に身を委ねることの大切さ、漠然とした・雑多な状況から起こる学びの可能性、到達度評価の息苦しさなどは、学校という物理的・制度的制約があろうとも考えに入れねばならない点でしょう。単なる閉じた空間が研究テーマである「学習空間」になるのはそこに居る者たちの仕業ですが、身体から離れた数学がやがてまた情緒を頼りに身体に戻ってくるように、その者たちが「数学になる(becoming math)」ことを邪魔せず保障することが研究者や教師の控えめな役目なのかもしれません。

ライブラリーホールで開催

森田真生先生

影山先生との対談

多くの方にご来場頂きました

広島大学教育ヴィジョン研究センター(EVRI)は、今後も多種多様な知識を創り出していける場の設計と評価のあり方について研究を進めて参ります。

活動の詳細は、EVRIのHPをご覧ください。

【問い合わせ先】
広島大学教育ヴィジョン研究センター(EVRI) 事務室

E-Mail:evri-info(AT)hiroshima-u.ac.jp
​※(AT)は@に置き換えてください


up