• ホームHome
  • 教育学部
  • 昇降時の負担を軽減できる階段[NeeSe] 産学共同研究から生まれたデザインが2018年度グッドデザイン賞を受賞

昇降時の負担を軽減できる階段[NeeSe] 産学共同研究から生まれたデザインが2018年度グッドデザイン賞を受賞

10月3日に公表された2018年度グッドデザイン賞を、広島大学大学院教育学研究科の八木健太郎准教授と、階段・集成材の製造・販売を手がける株式会社タハラ(廿日市市)との共同研究から生まれた、昇降時の負担を軽減できる階段「NeeSe」が受賞しました。

段違いに組み合わされた階段に交互に足を運ぶことにより、高齢者や年少者に対して階段を上り降りする際の身体的負担を軽減することができる階段です。

このような段違い形式の階段は、これまで主に省スペース化のために使用されてきましたが、「NeeSe」では体感上の一段の高さを軽減するために採用している点が特徴です。また、コンピューター制御によって高い精度で加工される段板は、緩やかな曲線を描いており、段違い形式の階段の課題であった角のない階段を実現するとともに、独特の美しい表情を作り出しています。

(2018年10月12日更新)
10月12日、本件について株式会社タハラ(広島県廿日市市)において記者説明会を開催しました。

記者会見にて説明する八木 健太郎 准教授
(左から)八木准教授、株式会社タハラ 商品企画 平田 知大 氏、株式会社タハラ 田原 真一郎 代表取締役社長

グッドデザイン賞を受賞した「NeeSe」

【お問い合わせ先】

広島大学大学院教育学研究科
准教授 八木 健太郎

TEL: 082-424-7147
E-mail: yagik*hiroshima-u.ac.jp (*は半角@に置き換えてください)


up