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2018年11月27日、広島大学大学院教育学研究科附属幼年教育研究施設主催、広島大学インキュベーション研究拠点「教育ヴィジョン研究センター(EVRI)」共催で公開シンポジウム「今、保育の質を問う」を開催しました。
「保育の質」をキーワードとした本シンポジウムでは、3人のシンポジストに登壇していただきました。
まず、基調講演としてライプツィヒ大学からズザーネ・フィーニッケル教授をお招きし、ドイツの乳幼児教育および教育に関する問題についてご講演いただきました。
広島大学からは教育学研究科教育学講座の中坪先生より日本の保育をめぐる動向について、院生のDinhThiThu Hangさんよりベトナムの幼児教育についてそれぞれ報告がありました。
本シンポジウムを通して、保育に関する諸問題や社会的背景、質の高い保育の特徴、そして、質を高める方法や評価の仕方について、ドイツ・日本・ベトナムの3国を比較しながら理解を深めることができました。
国によって保育を取り巻く問題は様々ですが、共通している点もあります。各国の文化的な差異を踏まえながら、それぞれの実態や対策についてディスカッションすることは諸問題を解決する糸口となり、世界的な保育の質向上につながるかもしれません。
今後、研究協力や共同研究などの、さらなる交流の発展が期待されます。
フィーニッケル先生講演
中坪先生の報告
Dinh Thi Thu Hangさんの報告
シンポジストによる討議
活動の詳細は、こちらをご覧ください。
広島大学教育ヴィジョン研究センター(EVRI) 事務室