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【成果報告】EVRIを拠点に「カンボジアの社会科カリキュラム・教科書開発支援」本邦研修を行いました

広島大学インキュベーション研究拠点「教育ヴィジョン研究センター(EVRI)」は、ひろしま平和貢献ネットワーク協議会(提案自治体:広島県)が受託したJICA草の根技術協力事業「カンボジアにおける持続可能な社会構築のための社会科カリキュラム・教科書開発支援」に、専門家として協力しています。本年度も、カンボジア王国教育省カリキュラム開発局から6名が来日し、東京と広島でカリキュラム・教科書開発マニュアル作成に関わる研修を実施しました。本年度は、カンボジアの教育専門家が社会科のカリキュラム・教科書を自主的自立的に開発できるようになるために、研修成果を次世代に継承するマニュアルを作成しています。

前半の東京研修では、国家カリキュラムの開発プロセスや、教科書検定制度の機能、教科書会社の役割について学びました。玉川大学、東京書籍株式会社、教科書研究センターを訪問し、これらの業務に携わった経験を持つ方々から講義を受け、講師に熱心に質問を繰り返しながら聞いていました。

後半の広島研修では、カリキュラムの開発・普及に関わる地方行政(教育委員会)や研究開発指定校の役割を、EVRIを拠点に学びました。7月9日には、広島大学附属小学校を訪問し、研究的な取り組みを行う学校現場を視察しました。服部太先生(社会科)の授業を観察し、膨大な教材研究をもとに授業が実践されていることに研修生は驚いていました。午後には広島県立教育センターを訪問し、迫有香指導主事・徳本光哉指導主事に新カリキュラムを普及する主体としての教育センターや指導主事の役割についての講義を受けました。また、カリキュラム普及のために必要な教育制度のアイデアを出すワークショップも行いました。

研修期間中はこの他にも、川口広美(大学院教育学研究科社会認識教育学講座・准教授)や、専門家として協力している草原和博(大学院教育学研究科社会認識教育学講座・教授)・大坂遊(教育研究推進員)から、カリキュラムの開発・普及に関わる様々な情報提供が行われました。これらをふまえて、研修後半の演習では、桑山尚司(グローバル教育推進室)・守谷富士彦(教育研究推進員)のファシリテートを受けながら、研修生はマニュアルの編集方針づくりに意欲的に取り組みました。研修のまとめとして、マニュアルの今後の編集方針や完成に向けたアクションプランづくり、そしてカリキュラムや教科書の普及に向けた仕組みを提案しました。今後は、本邦研修の方針をもとに開発を進め、12月にマニュアル完成・出版を目指します。

広島大学教育ヴィジョン研究センター(EVRI)は、今後もカンボジアの社会科シラバス・教科書の開発を支援してまいります。
 

東京書籍への訪問

教科書研究センターへの訪問

広島大学附属小学校での授業観察

小山正孝研究科長への表敬訪問

マニュアル開発演習

最終プレゼンテーション

今回の本邦研修の詳細は、こちらをご覧ください。

【問い合わせ先】
広島大学教育ヴィジョン研究センター(EVRI) 事務室

E-Mail:evri-info(AT)hiroshima-u.ac.jp
​※(AT)は@に置き換えてください


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